日本人選手には厳しい戦いだったか.ジャパンプロ 2022結果

ジャパンプロ 2022

Japan Pro (ジャパンプロ) 2022が開催され,大きな注目を集めたのが,やはりメンズフィジークです.

今回は,ジャパンプロ 2022のメンズフィジークの結果を皆さんとシェアしたいともいます.

 ジャパンプロ 2022 メンズフィジーク結果

ジャパンプロ 2022のメンズフィジークの結果ですが以下の通りです.

  • 1位:Jimbo Li
  • 2位:Renyi Xie
  • 3位:Farouq Ishimoto
  • 4位:Chien-Hsin Chen
  • 5位:Ryohei Okada

それでは詳細な結果を見ていきましょう.

1位:Jimbo Li

優勝は,Jimbo Li選手でした.

 

この投稿をInstagramで見る

 

李金波(@ifbb_pro_lijinbo)がシェアした投稿

彼は中国の選手なのですが,とにかく良かったです.

とにかく,彼はサイズとコンディションを両立しており,フロントポーズ,バックポーズともに死角がありませんでした.序盤においては,フロントポーズが強いとされている寺島遼選手と比較されていましたが,それでも彼の方が全体的なサイズ感が優っていると感じました.彼の場合,特筆すべきは背中であり,3次元的に発達しているのはもちろんですが,コンディションが凄まじいため,下背部がとんでもないことになっていました

トータル的なバランスを見て,彼が今回優勝したということに異論はないと感じました.

2位:Renyi Xie

2位は,Renyi Xie選手でした.

 

この投稿をInstagramで見る

 

Thxry(@xierenyi_ifbbpro)がシェアした投稿

彼もまた中国の選手なのですが,彼はコンディションが凄かったですね.

優勝した選手と比較すると,全体的なサイズ感はいまいちなのですが,ウエストがとにかく細かったですね.しかも,ミッドセクションはしっかりとセパレートしていることも確認できたため,かなりコンディションは良かったことが推察されます.背中の大きさを比較すると,しっかりと脊柱起立筋が走っており,優勝した選手には劣るものの,すごいレベルでした.

3位:Farouq Ishimoto

3位は,Farouq Ishimoto (ファルーク)選手でした.

ファルーク選手ですが,あともう少しコンディションが足りなかったかなという印象があります.

彼は,そもそも抜群にサイズが良い選手であり,今回のコンテストでも背中のサイズだけならば優勝した選手とほぼ互角といっても過言ではなかったと思います.ただ,コンディションがそこまで良くないため,せっかく発達している背中の筋肉の凹凸感がややすくなったのが気になりました (皮一枚で仕上がっている感じではなく,やや水が残っているような感じがしました).彼の場合,現状,三角筋後部周辺はとんでもないことになっているため,これで全体のコンディションが良ければもっと上に行けたのではないかと感じました.

エドワード加藤選手は?

エドワード加藤選手ですが,トップ5に入ることができず10位でした.

(お姉さんである加藤サリーアン選手は,ビキニで優勝しました!)

今回のエドワード加藤選手ですが,正直コンディションが良くなかったと思います.彼が出てきた瞬間に反転してポーズを取ったのですが,その時点で背中に皮が寄っている状態が見受けられ,このことから彼の今回のコンディションが甘かったことがわかりました

実際,彼が課題としているのはウエストの大きさなのですが,今回もそれが改善している感じはしませんでした.また,コンディションが良くないため,ピークのときよりもミッドセクションのセパレーションがはっきりしておらず,トータルで見て,今回のミッドセクションの仕上がりは良くなかったです.

今回,ジャパンプロに向けて,彼のインスタグラムや他の方のSNSを見ていると,モチベーション作りに大変苦労したことが推察されますが,それがはっきりと仕上がりに出てしまった印象が強いです.個人的にではありますが,もう少し,サイズを落としてコンディション作りに注力する必要があるのではないかと感じました

寺島遼選手は?

寺島遼選手も,トップ5に入ることはでず13位でした.

寺島遼選手ですが,ジャパンプロは疲れが目立っていたような感じがしました.

寺島遼選手は,ファーストコールアウトで呼ばれ,優勝したJimbo Li選手と比較されることはありましたが,比較されながら外に外にとなってしまい,トップ5を逃してしまいました前日に開催されたアマチュアオリンピアのときのコンディションと比較すると,やや甘い感じがし,2日連続でピークを持ってくる難しさがあったと推察されます.

プロ選手と比較すると,改善されたと言われている彼の背中もまだ課題があることがわかります.やはり,脊柱起立筋を中心として背中の凹凸感というのは,近年のメンズフィジークでは必須条件となっており,寺島遼選手はそこが足りないのは明確でした.

一方で,彼のフロントポーズの強さというのは,プロ選手相手でも互角以上の戦いができるということが今回の大会で明らかになり,背中をより改善することができればオリンピア出場もそう遠くないのではと感じました.

終わりに…

今回トップ5に入った岡田選手ですが,前日行われたアマチュアオリンピアでは寺島選手に敗れるという形になったわけですが,見事,翌日開催されたコンテストではその雪辱を果たしたことになります.

今回のジャパンプロは,日本人選手も多く出場しましたが,メンズフィジークは日本人選手にとっては厳しい戦いだったと言えると思います.近年では,メンズフィジークもサイズアップが特に顕著ですが,このサイズアップは日本人が苦手とする部分です.この部分に対して,どのように対応していくのかは非常に興味深いと思います.

関連記事