ロニーコールマン,2300 lbsのレッグプレス実施の「あの日」

ミスターオリンピアを男子選手としては史上最多タイの8連覇を成し遂げたRonnie Coleman (ロニーコールマン)のトレーニングは常軌を逸した重量で実施するスパーヘビートレーニングであることは非常に有名な話です.

ロニーコールマンが現役を引退してから10年以上たった今でもそのトレーニング動画は語り継がれていますが,その中で有名な動画の一つに2300 lbs (=約1043 kg)のスクワットを行うというものがあります (こんな重量,初めて書きました….).

今回紹介する動画では,かつて,2300 lbs レッグプレスを実施した「あの日」,ロニーコールマンが何を考えていたのかを紹介していたため,それを皆さんとシェアしたいと思います!

ロニーコールマンが語る2300 lbs レッグプレスを実施した「あの日」についての動画

ロニーコールマンが語る2300 lbs レッグプレスを実施したあの日についての動画ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,ロニーコールマンのyoutubeチャンネルになります.

冒頭でも述べましたこの2300 lbsのロニーコールマンのスクワットの動画も非常に有名で,youtubeにもロニーコールマンのyoutubeチャンネルが投稿している動画があrり,2021/10/29現在で1100万回以上再生されています.

この動画の中での”Yeah, Buddy. Light weight! (軽いぜ,ベイベー!)”はロニーコールマンを知っている人では非常に有名な掛け声ですよね.

今回,その動画を見直してプレートの枚数を数えたら,なんと20 kgプレートが50枚装填されていました.そもそも,プレートが2段させるレッグプレスが少ないのに加えて,2段あってもここまでウェイトを指す部分が長くないため,日本でこの重量のレッグプレスを実施するのは非常に困難です (さすが,ハードコアのメッカ,メトロフレックスジムですね.).

ロニーコールマンが語る2300 lbs レッグプレスを実施した「あの日」

今回の動画では,以下の様に述べられています.

This is the right after I did the 800 lbs squat same day. Of course I did three sets before this so I had already did this the weight all the way out to the end.

This is the loading up the top part for me to do and I was thinking to myself I need to make up for that and I’m gonna do that once I get over here to the leg press so this was so much weight we had to use the calculator to add it up and I knew I am like I am going all out.

これは,同じ日に800ポンドのスクワットをした直後のものです.もちろん,この前に3セットやっているので,すでにこの重量を最後までやりきりました.

これは私が行う負荷の高いエクササイズなのですが、私は自分自身に言い聞かせるように,これまでの分を取り戻さなければならないと考えていました.レッグプレスに移ると,これがとても重く,計算機を使って足し算をしなければなりませんでしたが,これこそ,私は全力を尽くしているからなのだと思いました.

私は,この動画についてはずいぶん前から知っていたのですが,このレッグプレスが800 lbsのスクワットと同じ日に実施したものであるということは知りませんでした.

今回の動画で,「これまでの分を取り戻さなければならない」と述べているのは,以前の記事で述べた様に800 lbsスクワットを実施した際に,余力を残して終えてしまったためであると考えられます

実施している最中については,以下の様に述べています.

And the first from the first rep that was real easy as you can see you know. I knew once I got into a rhythm, I was going to get a lot of reps. And I was gonna get way more than two. I did as many reps as I possibly could until I could not get  any more and that’s when I stopped on that last rep and that was rep number eight. So I was fired up still from doing the 800 lbs squat. So when I got to this 2300 lbs leg press and I like I said I had already fully recovered you know walking from the squat to deadlift and my body is always been like that it only take me a few minutes to recover even when I finish my workout .

そして1回目のレッグプレスは、見ての通りとても簡単でした.リズムに乗ってしまえば、たくさんのレップスを取ることができると思っていました.そして,2回よりもはるかに多くのレップを取ることができました.これ以上できないというところまで,できるだけ多くのレップをこなし,最後のレップで止めたのが8回目のレップでした.800ポンドのスクワットをやったときの興奮がまだ残っていたのです.だからレッグプレスに挑戦したときには,スクワットからデッドリフトまで完全に回復していたんですよ.私の体はいつもそうなのですが,回復には数分しかかかりません.

確かに,ロニーコールマンが指摘する様に,レッグプレスは1レップできれば,リズムで複数回できるというのはよく理解できるのですが,それでも,今回の重量は2300 lbsであり,それを8回も実施できるのは凄いとしか言いようがありません.

終わりに…

1トンを超えるレッグプレスを実施する選手というのは,恐らく,現役の選手でもほとんどいないと思います.ロニーコールマンの凄いところは,これだけの重量を扱っているのにも関わらず,フォームがかなり正確であるということなんですよね.

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