ロニーコールマン,800 lbsスクワット実施の「あの日」

ミスターオリンピアを男子選手としては史上最多タイの8連覇を成し遂げたRonnie Coleman (ロニーコールマン)のトレーニングは常軌を逸した重量で実施するスパーヘビートレーニングであることは非常に有名な話です.

ロニーコールマンが現役を引退してから10年以上たった今でもそのトレーニング動画は語り継がれていますが,その中で有名な動画の一つに800 lbs (=約363 kg)のスクワットを行うというものがあります.

今回紹介する動画では,かつて,800 lbsスクワットを実施した「あの日」,ロニーコールマンが何を考えていたのかを紹介していたため,それを皆さんとシェアしたいと思います!

ロニーコールマンが語る800 lbsスクワットを実施した「あの日」についての動画

ロニーコールマンが語る800 lbsスクワットを実施したあの日についての動画ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,ロニーコールマンのyoutubeチャンネルになります.

冒頭でも述べましたこの800 lbsのロニーコールマンのスクワットの動画は非常に有名で,youtubeにもロニーコールマンが投稿したわけではないのですが,2021/10/23現在で約170万回再生されている動画がyoutubeに存在します.

この動画の中での”Yeah, Buddy. Light weight! (軽いぜ,ベイベー!)”はロニーコールマンを知っている人では非常に有名な掛け声ですよね.

ロニーコールマンが語る800 lbsスクワットを実施した「あの日」

まず,この800 lbsスクワットというのは,どうやらジムに行く車の中で考えた様です.

I’m real focused here but to be honest with you, this is my first time ever doing this, ever trying this. My thought process actually began on my way to the gym, while I was driving in the car. I was trying to think to myself exactly how I’m going to do this. I was getting myself psyched up, telling myself I knew I could do it,

私は本当に集中していますが,正直に言うと,このようなことは初めてでした.実は,ジムに行く途中,車を運転しているときに考え始めました.どうすればいいのか,自分なりに考えてみました.自分にはできると言い聞かせながら,自分を奮い立たせていました.

車の中で,そもそも800lbsのスクワットをやろうと思ったきっかけですが,この2年前に800 lbsのデッドリフトに成功しており,デッドリフトできる重量ならばスクワットもできるはずということで選択した様です.

実際にやってみたときについて,以下の様に懐古しています.

The first rep I did was light. Like super light. I’m like ‘Aww dang, this is real light. I’ma get another one, and I’m going deeper,’ and that was exactly what I did. Then I put it up because I had in my mind, two reps. As soon as I put it up I was like ‘Damn, I could’ve got at least two or three more, but it was too late,

最初にやったのは軽かったですね.本当に軽い感くて,これは本当に軽いな」と思いました.もう1回やって,もっと深くしてみよう」と思って,その通りにしました.そして,2レップやろうとと思っていたそれで終わりにしました.終わった瞬間に,「くそっ、あと2、3回はできたはずなのに,遅かった」と思いました.

実際に,今回,当時の動画を見ながら解説しているのですが,1レップ目はかなり慎重に実施している印象がありますね.2レップ目は,お尻をやや後傾して1レップ目よりもやや深めに実施しており,今回述べている通り,まだ余力があることが伺えます.

こうしてロニーコールマンが解説しているのを見ると,確かに,2レップ目を終わったあとに少し物足りなさそうな感じがするのも事実であり,あと2-3回できたというのは恐らく事実なのでしょう.

終わりに…

高重量のトレーニングをするボディビルダーも現代でもいますが,やはり,その様な選手と比較してもロニーコールマンは別次元です.

そもそも,普通のボディビルダーはトレーニングのときにシングレットを履いてトレーニングをすることはしないため,ここからもロニーコールマンがどれだけ高重量を扱っていたのかが分かりますね.

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