2022年にIFBBエリートプロからIFBBプロに転向を果たしたMichal Krizoは,元々サイズには定評のある選手ではありますが,ミスターオリンピア 2019のチャンピオンであるBrandon Curry(ブランドンカリー)と並んだ画像が話題となっています.
今回は,Michal Krizoとブランドンカリーの腕のサイズの比較について皆さんとシェアしたいと思います.
Michal Krizoとは
Michal Krizoは,1986年生まれのスロバキア出身のボディビルダーです.身長は182 cmで体重は,118 -130 kgであり,個人的には.「IFBBエリートプロにしては,IFBBプロの様な体型をしているな」というのが第一印象になります.
この写真を見れば分かる通り,非常に身体が大きいですよね.ただ,上半身が大きくてもウエスト周りが細く,まさにV字の体型を体現している存在であると言えます.また,腕まわりが非常に素晴らしく,特に上腕二頭筋まわりの太さは58 cmを超える様です.これら2つの特徴に埋もれがちですが,下半身ももちろん素晴らしく,大腿四頭筋はとんでもないことになっています.
彼は,2018年と2019年のアーノルドクラシック in ヨーロッパで優勝しており,IFBBプロリーグが2017以前の状態だったならば,理論上はミスターオリンピアに出場することができたはずでした.しかし,2017年に,IFBBプロとIFBBエリートプロが分裂したことがきっかけで,彼は,「IFBBエリートプロ」ということでオリンピアに出場することはできませんでした.
2022年にIFBBプロに転向し,初出場となったミスターオリンピア 2022では12位に入りました.
Michal Krizoとブランドンカリーの腕のサイズの比較
Michal Krizoとブランドンカリーの腕のサイズの比較の画像は以下のインスタグラムの投稿です.
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今回の投稿ですが,Michal KrizoとブランドンカリーがいずれもScitec Nutritionがスポンサーとしてサポートを受けており,その興行の一環で撮影されたものだと思います.
こうしてみると,ブランドンカリーはもちろん素晴らしいのですが,やはり,Michal Krizoの充実度が伺えます.
Michal Krizoの腕はサイズ,コンディションでブランドンカリーを凌駕
今回の投稿から,Michal Krizoの腕はサイズ,コンディションでブランドンカリーを凌駕していることが言えます.
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アマチュア時代から,Michal Krizoは腕が非常に強い選手ではありましたが,オープンクラスのトップ選手の一人であるブランドンカリーと同等かそれ以上なのには驚きました.注目すべきなのはMichal Krizoのコンディションですが,これはおそらく,Michal Krizoが2023年にコンテストに出場したのに対して,ブランドンカリーはコンテストに出場していなからだと考えられます.コンテストに出場したのは直近ではありませんが,その名残でバスキュラリティが維持された状態になっているのでしょう.
Michal Krizoはコンディション次第ではトップ5に入る実力もある
今回のブランドンカリーとの比較で改めて,Michal Krizoがとんでもないポテンシャルを秘めていることがわかります.
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ブランドンカリーは上半身が極端に強い選手と言われている中で,Michal Krizoは腕だけではありますが,そのブランドンカリーを凌駕するほどの実力を持っています.これが,まだIFBBプロに転向してから間もないことを考えれば,彼のこれからの躍進は非常に期待できます.
そのためにやはり課題となるのはコンディショニングでしょう.彼のバランス,サイズはすでにIFBBプロでもトップクラスであることから,コンテストでの仕上がりをどれだけ上げることができるかが躍進のためのキーポイントだと思います.
終わりに…
一方で,気になるのはブランドンカリーです.この投稿がなされたときからミスターオリンピアまでは時間がありますが,ほぼ完全にコンディションを整えていない状態から,本番まででどれだけ仕上げることができるのかは少し気がかりではあります.