オリンピア 2022ですが,早くもそのクオリファイ期限が決定した様です.
今回は,オリンピア 2022のクオリファイ期限について皆さんとシェアしたいと思います!
オリンピア 2022の出場者は11/20に決定
オリンピア 2021のクオリファイ期限の情報ですが,オリンピアの主催者側のインスタグラムの投稿によります.
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この投稿で分かることですが,オリンピア 2022のクオリファイは,2021/09/13-2022/11/20になります (オリンピア 2021のクオリファイ期限が2021/09/12迄というのは過去にアナウンスがあったため,そこからちょうど一日後から開催されるコンテストがオリンピア 2022の出場のためのものになるということですね.).この投稿がされたときには,オリンピア 2022の開催時期についてまだ明らかになっていませんが,このことから分かるのが恐らく12月中旬位になりそうですよね.
オリンピアは基本的には毎年,9月に行われるのが恒例でしたが,2020年は12月,2021年は10月と非常に変則的な日程になっており,2022年もその例に倣って変則日程を踏襲しそうです.
オリンピア 2022のクオリファイのための詳細ルールも決定
今回のクオリファイ期限の決定により,オリンピア 2022のクオリファイのための詳細ルールも決定しました.詳細は,IFBBプロリーグの公式サイトにありますが,以下で転記します.
まず,「誰がオリンピア 2022に出場できるのか」ということですが,以下の通りです.
- オープンクラスボディビルディング:オリンピア 2021で5位以内
- オープンクラスボディビルディング以外:オリンピア 2021で3位以内
- それぞれのコンテストの優勝者
- ポイントランキングの上位3選手
ここには記載がありませんでしたが,例年通り,過去にオリンピアで優勝したことがある選手は,自分が優勝したカテゴリーにおいては半永久的に出場権があります.
今回の出場要件についてですが,例えば,2021年を考えますと,212lbsクラスについてですが,Derek Lunsfordは2020年に4位でしたが2021年シーズンはオリンピアしか出場していないはずなので,恐らく自動的に出場権を持っていたはずです.と考えると,オリンピア出場のための条件が少し厳しくなっていると思います.
次に,各コンテストでのポイントについてです.
オリンピア 2021
- 4位:12 pt
- 5位:11 pt
ティア1コンテスト (アーノルドクラシック in USA,Rising Phoenix )
- 2位:10 pt
- 3位:9 pt
- 4位:8 pt
- 5位:7 pt
ティア2コンテスト (アーノルドクラシック in オーストラリア,in ブラジル,in UK,ピッツバーグプロ,ニューヨークプロ,タンパプロ,トロントプロ,ジャパンプロ,ヨーロッパプロ)
- 2位:8 pt
- 3位:7 pt
- 4位:6 pt
- 5位:5 pt
ティア3コンテスト (シカゴプロ, ポルトガルプロ, ルーマニアプロ,
Legion Sports Fest Pro, プエルトリコプロ)
- 2位:6 pt
- 3位:5 pt
- 4位:4 pt
- 5位:3 pt
ティア4コンテスト* (その他)
- 2位:4 pt
- 3位:3 pt
- 4位:2 pt
- 5位:1 pt
**Ben Weider Naturalでのメンズボディビルディングの優勝者は5 pt.
ポイントに多少の差異はあると思いますが,例年通り,アーノルドクラシック in USAを頂点としたティア制度によりポイントに差があるのは例年通りだと思います.
前述した通り,例年は,前年度の4位と5位の選手も翌年のオリンピア出場権があった様な記憶があるため,このオリンピアでのポイントというのは非常に新鮮な感じがしますね.
オリンピア 2021では,2021年度内に新型コロナウイルスの感染の拡大の恐れがあったため,年間で開催されるコンテストの回数によって各コンテストで獲得することができるポイントというのが微妙に異なったわけですが,今回,オリンピア 2022のためのポイントを見る限りではその様な対策は2022年シーズンには行わない様ですね.
終わりに…
今回明らかになったオリンピア 2022のための出場要件ですが,やはり印象的だったのがオープンクラス以外では,オリンピア 2021の上位3選手しか出場要件がないという点になります.
ファンの目線から見れば,有力選手をコンテストで見ることができる機会が増えるため歓迎すべきことになるのですが,選手目線で考えると少し厳しい様な気がしますね.