2018年のミスターオリンピアにおいて圧倒的なコンディションにより,それまで7連覇していたフィルヒースを破ったのがショーンローデンです.
これにより,2019年のミスターオリンピアでは,連覇が期待されましたが,2019年7月頃に,強姦未遂の容疑により,2019年のミスターオリンピアに出場することが叶いませんでした.一方,その後,オリンピア直後のインタビューでは2020年のアーノルドクラシックに出場することに前向きな姿勢を示していました.
ただ,今回,ショーンローデンが2019年のオリンピアに出場しなかったのには別の理由があるとの情報を入手しました.今回は,その情報について皆さんとシェアしたいと思います.
ショーンローデン,IFBBとのプロ契約について
ショーンローデンのIFBBとのプロ契約について情報源の動画は以下になります.
動画中で述べらていることは,ショーンローデンが,2019年のミスターオリンピアに出場しなかったのは,2019年度のIFBBプロ契約料である250ドルを支払わなかったということです.
ショーンローデンのIFBBプロカードの更新について思うこと
全てのIFBBプロは,コンテストの成績にかかわらず,IFBBのプロリーグに所属するため,毎年.250ドルの費用を支払う必要があります.この250ドルを支払うことによって,初めてIFBBのプロコンテストに出場することができます.
今回,ショーンは,2019年のオリンピアweekend (オリンピアが開催される金-日)までに,この250ドルを支払っていなかったという事実がある様です.確かに,彼は2018年にオリンピアで優勝していたため,オリンピアのクオリファイをすでに半永久的に有しており,2018年度のシーズンはオリンピアが最初のステージでした (その前に,ピッツバーグプロのゲストポージングで物議を醸し出す体型でポージングを行っていましたが…).
そのため,オリンピアのステージに立つために,それまでに250ドルを支払えば良かったということになりますが,単純に考えて,何年もプロをやっている人が「うっかり」と忘れるということが考えにくいです.また,オリンピアで優勝できる様なトッププロが250ドルを支払う余裕がないということも考えにくいです.推測ですが,前述した容疑により,オリンピアのステージに立つことができないということを察したため,プローカードを更新しなかったと考えれます.
また,依然として,彼はプロカードを更新するための250ドルを支払っておらず,このままだとアーノルドクラシック 2020に出場することができない様です.ただ,たとえ250ドルを支払ってプロカードを更新したとしても,IFBBプロリーグがショーンの容疑に関して「NO」を突きつければ,プロカードを更新してもコンテストの舞台に立つことができません.そうなると非常にことは複雑ですね….
ただ,この問題に大して,ショーンは自身のインスタグラムにて以下の投稿を行っております.
“アーノルドクラシック 2020にローデンとビッグラミーが戻ってくる”
すなわち,自身がアーノルドクラシックで戻ってくることを明示しています.となると,アーノルドクラシックまでに例の250ドルを支払う意思があるということなのでしょうか.
ただ,このポスターを見ると,アーノルドクラシックの主催者側が作製したものかと思うのですが,これが何とアーノルドクラシックの公式のソーシャルメディアやwebサイトからは削除されているんですよね.そう考えると,ショーンは本当にもう戻ってこない (これない)のかもしれません.
終わりに…
ショーンに関する今年の出来事は,2019年のミスターオリンピアに出場することが出来ないということだけではなく,その後のIFBBの主催するコンテスト全てに関わってくる問題でした.
個人的には,ぜひとも,来年のアーノルドクラシック,ミスターオリンピアでショーンローデンの姿を見たいですが,もしかすると難しいのかもしれませんね….