Breon Ansley,オリンピア 2021に向けた決意

Breon Ansley オリンピア 2021 決意

オリンピア 2020にて,まさかの3位に終わったBreon Ansleyは,オリンピア 2021にてタイトルを取り戻すためにかつてない決意をしている様です.

今回は,その情報を皆さんとシェアしたいと思います.

Breon Ansley,オリンピア 2021に向けて語った動画

Breon Ansleyのオリンピア 2021に向けた決意ですが,以下の動画で知ることができます.

今回の動画の作成元は,Muscle and Fitnessになります.

今回の動画は,約53分と結構な長編で,インタビュアーはお馴染みのDennis James (デニスジェイムス)になります.

Breon Ansleyのオリンピア 2021に向けた決意

Breon Ansleyは,オリンピア 2021に向けた決意について,以下の様に語っています.

“My mindset is exactly (what it was) when it first started. 2016-17 when I was just a hungry, hungry, hungry, hungry lion, willing to do whatever it takes to, in 2016 make a presence, and in 2017 definitely win the damn thing. I was just hungrier than ever. Coach had to tell me to take days off. I didn’t want to take any days off, I was working seven days a week. He had to tell me to back off of training, back off of cardio, back off of everything. That’s my mindset,” 

私のマインドセットは,最初に始まったときの(状態)そのものです.2016-17年,私はただ飢えた,飢えた,飢えた,飢えたライオンで,2016年には存在感を示し,2017年には間違いなく勝利するために必要なことは何でもするつもりでした.これまで以上にハングリーになっていました.コーチからは何日も休むように言われていました。私は週7日働いていたので,休みたくありませんでした.週7日働いていたので,トレーニングやカーディオ,すべてを休むようにコーチに言われました.それが私の考え方です.

2016年というのは,オリンピアでクラシックフィジークが初めて採用されたときの年であり,この年,Breon Ansleyは4位に終わりました.

動画の作成元は,Фитнес Жизнь (キリル文字ですが,これでフィットネスという意味の様です)というyoutube チャンネルになります.

2016年のクラシックフィジークは,創設初年度でいまいちジャッジの基準が良くわからないということもありますが,それでもBreon Ansleyを見ると2017-2020年と比較して抜群に良いわけではないことは分かるかと思います.

今回の発言にもありますが,そこから,週7日のトレーニングセッションを経て2017年にクラシックフィジークのタイトルを初めて獲得します.

“To be honest, I haven’t hit my full potential in any Olympia. Even in the wins, 2017 and 2018 I haven’t hit my full potential. 2019 and definitely not last year. So this year has to be the year, of course if I’m going to get the title again, this year has to be the year that I hit my very full potential, one thousand percent. I’m pretty excited about that, but I’m just as hungry as ever. Same thing, you’ve gotta back me off of training, back me off of cardio, because I just want this one so bad.

正直に言うと,どのオリンピアでも自分のポテンシャルをフルに発揮できていません.優勝した2017年,2018年でも自分の潜在能力をフルに発揮できていません.2019年も,2020年は絶対にダメ.だから今年は,もし私が再びタイトルを獲得するのであれば,もちろん今年は,私の潜在能力を1000パーセント発揮する年にしなければなりません.それはとても楽しみなことですが,これまでと同じようにハングリー精神を持っています.同じく,トレーニングやカーディオで自分自身をかなり追い込むため,あなた方は私がそれらを実施するのを控えさせたいに違いないでしょう.

Breon Ansleyは「今までに完全だったことがない」ということなのですが,正直,これを聞いて「マジですか」と思ってしまいました.Breon Ansleyは初優勝した2017年から,着実に弱点を克服し続け,2020年にはもはやクラシックフィジークの選手とは思えないパッケージを披露しており,過去に,Breon Ansleyも語っていた様に,現状のクラシックフィジークのレギュレーションではこれ以上の進化は難しいのかなと思っていたのですが,今回の話が事実ならあれ以上のパッケージがあるということですよね….

Breon Ansleyのオリンピア 2021のライバルは

Breon Ansleyのオリンピア 2021のライバルについてですが,以下の様に述べています.

“The third one means so much, so this one is going to be as tough as ever,” Ansley continued. “Chris (Bumstead) is looking as good as ever. Terrence is coming in, going to really try to make his presence felt again. And everybody else that was in the top five, and now the new guys that we were talking about.

“You can really see and feel it this year that Classic is what we all had envisioned as far as competition from top to bottom, and the look from top to bottom… That’s how I see Classic, as far as just the top ten, fifteen guys all look phenomenal, with all the parts, with shape, with conditioning, with presentation. As tough as ever, it’s going to be this year, but I’m definitely looking forward to meeting the challenge and going after it.”

3回目はとても重要な意味を持っているので,今回も同様に厳しい戦いになるでしょう.クリス(バムステッド)は相変わらず好調のようです.クリス(バムステッド)は相変わらず元気だし,テレンスも入ってきて再び存在感を示そうとしています.そして,トップ5に入っていた他の全員と今話していた新しい選手たちです.

今年のクラシックフィジークは,上位から下位までの競争力と上位から下位までの仕上がりという点で,私たちが思い描いていた通りのものになっていることを実際に目で見て感じることができます…..私が見たクラシックフィジークは、上位10人だけを見ても,15人全員が驚異的な見栄えで,すべてのパーツ,体型,コンディション,プレゼンテーションを備えています.これまで同様,今年も厳しい戦いになると思いますが挑戦することを楽しみにしています.

個人的には,Breon Ansleyはオリンピア 2021に向けてもっと強気なのかなと感じていたので,今回は発言には非常に驚きました.

クラシックフィジークが設立された2016年から,年々,レベルが上がっているというのは事実なのですが,それでもやはり,クリスバムステッド,Ruff Diesel (Terrence Ruffin),Breon Ansleyの3者のレベルは突出しています.特に,Breon Ansleyとクリスバムステッドは,2017-2019年まで1点差の勝負を演じていることから,別格のレベルを有しており,個人的には,やはり,この2人の戦いがオリンピア 2021のクラシックフィジークでも注目かなと思っています.

終わりに…

オリンピア 2020のBreon Ansleyは,非常に素晴らしい仕上がりだったのですが,あれで完全ではないとすると,あの状態でもっとコンディションを極めるということでしょうか.

ただ,そうなると,むしろボディビルダーの様になってしまう様な気がするのですが,どうなんでしょうか.

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