毎年の様に議論されているカイグリーンのカムバックについてですが，それを考える上で，非常に興味深い投稿をされているのを見つけました．
今回は，カイグリーンのカムバックの可能性 ver. 2021を皆さんとシェアしたいと思います！
カイグリーンのカムバックを考える上で興味深い投稿
今回，カイグリーンのカムバックを考える上で興味深い投稿ですか，オリンピアのチーフオフィサーであるDan Solomonの投稿によります．
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Dan Solomonですが，チーフオフィサーということで，オリンピアではJake Woodに次ぐ，No. 2の存在になります．
今回，チーフオフィサーであるDan Solomonがカイグリーンのスポンサー企業であるREDCON1のジムに訪れ，そこでカイグリーンとのなんらかの話し合いを行った様です．オリンピアのNo. 2との会談ですから，世間的には，今回のDan Solomonとカイグリーンの話し合いが「カイグリーンのオリンピア復帰について話し合われたのでは」と考える人が多い様です．
カイグリーンのオリンピア 2021での復帰可能性
今回，カイグリーンがDan Solomonと会談を行ったということで，彼のオリンピア 2021での復帰可能性について考えてみたいと思います．
まず，おさらいですが，オリンピアに出場するためには，「過去に1度オリンピアを制している」か，「前年度のオリンピアで5位以内に入賞する」か，「指定のIFBBプロリーグのコンテストで所定の順位 (基本的には1位)に入る」か「IFBBプロリーグのコンテストポイントで上位に入賞し獲得ポイントで上位になる」かのいずかが必要となります．
ここでカイグリーンですが，彼はオリンピアの優勝経験はありません．また，コンテストにおいても，2016年を最後に出場していません．そのため，カイグリーンがオリンピアに出場するためには前述した3点目，もしくは4点目を満たす必要があります．
しかし，今回，カイグリーンがDan Solomonと会談を行ったということを考えると，カイグリーンがオリンピアに出場するためのもう一つの方法であるSpecial Invitationsを受け取るという可能性があります (普通の選手ならば，ただステージに戻るだけでオリンピアのチーフオフィサーが来るということはありません．ここでは，彼のオリンピア復帰を話し合った可能性が非常に高く，そのためには，Special Invitationsを選択肢の一つとして提示した可能性は高いと思います．)．
ただ，このSpecial Invitationsについて，オリンピア 2020ではビッグラミーにこれを与えたことで大変な議論となり，IFBB プロリーグのvice presidentであるテイラーマニオンは”there’s got to be a really unique situation for someone to get a special invitation to the Olympia (= 将来的には，オリンピアへの特別な招待状を受け取るのは本当にユニークな状況になるはず)“と述べており，例年と比較してSpecial Invitationsが発行される可能性が低いことが示唆されます．
となると，普通ではカイグリーンが復帰する可能性は低いのですが，オリンピアの興行的な側面を考えると，カイグリーンにオファーを出すの可能性は非常に高いと思います．実際に，オリンピア 2020ではフィルヒースが復帰したことを考えると，2021年もこれを目玉として考えている可能性は非常に高いと思います．
終わりに…
ただ，やはり気をつけなくてはならないことは，カイグリーンがこれまでに何度も復帰することを仄かしているということです．
そのため，今回のニュースに対して，大人気youtube チャンネルであるNick’s Strength and Powerでアンケートを取ったところ，62%もの人が彼が復帰しないこと，79%もの人が彼がSpecial Invitationsを受け取るのに相応しくないということを述べています．
この統計を見ると，明らかにカイグリーンが復帰するとすれば，段階を見誤った感じが強く，彼が考えている以上にファンはこれまでの彼の振る舞いについて不満を持っているということが分かります．
私もその一人で，実際にここまで意味ありげな投稿をしておきながらも実際には復帰しないという可能性は全然考えられ，ここまで不誠実なことを繰り返していると，ステージに復帰してもファンから受け入れられるのか疑問が残るところです．
