2020年11月に開催予定だったジャパンプロの代替大会として開催されたジャパンナショナルクオリファイは,特別ルールで基本的には日本人しか出場できないプロクオリファイでした.
優勝してIFBBプロカードを手にした選手はどの選手でしょうか.
今回は,ジャパンナショナルプロクオリファイの結果について皆さんとシェアしたいと思います!
JAPAN NATIONAL PRO QUALIFIERの結果
ジャパンナショナルプロクオリファイですが,メンズフィジーク,クラシックフィジーク,ボディビルディング ,ビキニ,フィギュアの5部門が開催され,各部門のオーバーオール優勝者にプロカードを取得しました.
メンズフィジーク
日本のプロクオリファイにおいて,毎回,最大の混戦となるメンズフィジークでプロカードを取得したのは廣川翔一選手でした.
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廣川翔一選手は,湯浅幸大選手と同じく,パワーハウスジム東京を主なトレーニング拠点としている選手で,湯浅幸大選手と同様に随分前からFWJ (旧NPCJ)のトップ選手として大変注目を浴びていた選手でした.
実際に,廣川翔一選手は,2020年9月に行われたジャパンクラシックでもクラス別で優勝するなど,確かな実力を示していましたが,プロまではあと一歩届かない状況が続いておりました.
ジャパンクラシックでは,廣川翔一選手が他の選手と比較して身長が低いことから,プロポーションの良さよりも筋量の良さが目立ってしまい,「メンズフィジークよりもクラシックフィジークやボディビルディングの方が向いているのでは」という意見もありました.
その様な評判を覆しての今回の優勝は非常に素晴らしく,たとえメンズフィジークでも,やはりボディメイキングの評価の基本は,筋量,仕上がりにあるということを再認識しました.
クラシックフィジーク
クラシックフィジークでプロカードを取得したのは,長島ユージン選手です.
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(中央の選手がユージン選手です.)
ユージン選手ですが,調べてみると,ReXer大阪店でトレーナーとして活躍されている様ですね (同じく,ReXer 南青山店にはIFBBプロの竹本直人選手,佐藤正悟選手が勤務されており,ReXerはトレーナーの質が非常に高いですね.).
ユージン選手は,身長が高く,他の選手と比較して特にプロポーションが素晴らしかったですね.
ちなみに,調べてみたところ,彼はIFBB プロのJuan Morelに師事しているようですね.
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ボディビルディング
ボディビルディングでプロカードを取得したのは,古越桂選手です.
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彼は,長野県にある健康工房楽RAKUというジムで活躍されている様です.
彼の経歴を調べてみると,過去にJBBF,BBJ,NPCJと非常に多くの団体のコンテストに出場しており,全ての団体で非常に素晴らしい成績を納めていた様ですね.
今回,ボディビルディングでプロカードを取得しましたが,クラシックフィジークでも活躍しており,2020年9月に行われたジャパンクラシックではクラス別で準優勝していました.
クラシックフィジークでも活躍していることから,プロポーションも良く,バランスの取れた仕上がりでした.
ビキニ
ビキニでプロカードを取得したのは,西田 Dundore ひかる Sarah選手です.
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西田 Dundore ひかる Sarah選手は,日本とカナダのハーフの選手です (お父様がボディビルダーの様ですね.).
彼女は,2020年9月に行われたジャパンクラシックでも活躍されていましたね.ジャパンクラシックでも非常に素晴らしい仕上がりを魅せていましたが,今回も非常に素晴らしかったと思います.
フィギュア
フィギュアでプロカードを取得したのは,田中美奈子選手です.
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彼女は,普段は,サプリメントメーカーであるファインラボが経営するFINE LAB FITNESSでトレーナーとして活躍されている様です.
彼女は,過去はビキニ選手だった様で,調べてみると当時から積極的に国際大会に出場しており,着実に順位を上げてきました.2020年9月に行われたジャパンクラシックでは,クラス別優勝をし,今回のプロクオリファイでプロカードを取得したという流れになります.
終わりに…
FWJ主催のプロクオリファイは2020年はこれにて終了になります.出場された方は大変お疲れ様でした.
2020年のプロクオリファイは,ナショナルプロクオリファイという変則的な方法が取られましたが,2021年はどうなるのでしょうか.