IFBBプロとIFBBエリートプロの違いとは

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日本のJBBFやNPCJの様に,世界的にも複数のボディビルディング団体があります.その中で,2019年のボディビルの全日本選手権は,横川尚隆選手の初優勝で幕を閉じましたが,私は一点疑問を持ちました.

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そういえば,IFBBプロとIFBBエリートプロの違いってなんだっけ?」これは,IFBBプロはよく耳にするけれども,IFBBエリートはあまり耳にしたことがなかったためです.

今回は,IFBBプロとIFBBエリートプロの違いについて皆さんとシェアしたいと思います!

疑問を感じた訳

事の発端は以下の写真をみたときです.

参考:https://vitup.jp/20191014_misterjapan_result/

写真の左側に写っているのが横川尚隆選手であり,写真の右側のJBBFの会長である藤原達也さんが「IFBB ELITE PRO (IFBB エリートプロ)」なるカードを手渡している訳ですが,これをみたときにまず,思ったのが,「あれ?JBBF主催の大会でIFBBのプロになれるんだっけ?」ということです.

現在,日本にはボディビル団体がいくつかありますが,その一つに全日本選手権を運営していたJBBF (Japan Bodybuilding & Fitness Federation: 日本ボディビル・フィットネス連盟)があります.

JBBFは,古くから日本にあるフィットネス団体であり,非常にレベルの高い団体として認知されていますが,残念ながら,JBBFの一番大きな大会である全日本選手権で優勝してもIFBBプロになることができません (そのため,日本選手権などのJBBFが主催している大会に出ている選手は,基本的にJBBFの選手ということになります.例えば,前全日本チャンピオンの鈴木雅選手や,今年の全日本選手権で優勝した横川尚隆選手等のゴールドジム所属の選手が該当します.)

これは,JBBFがIFBBプロリーグと包括的な契約をしていないためです.

(ただ,ここでよくわからないのが,世界選手権の主催はIFBBなんですよね.実際に,2019年の世界選手権の名称はIFBB World Championships 2019でしたし….単純に,アマチュアリーグ主催だけれども,暗黙のルールでIFBBと表記するということなんでしょうか.

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そのため,IFBBプロになるためには,JBBFではなく,NPCJに選手登録を行い,IFBBのプロクオリファイで勝ち抜く必要があります.NPCJは,日本で唯一IFBBプロリーグと包括契約を締結したため,IFBBプロとなるためにはNPCJの選手となる必要があります.

そうなると,やはり,IFBBプロとIFBBエリートプロは異なるものであるということが推察されます

IFBBプロとIFBBエリートプロの違い

IFBBプロリーグとIFBBアマチュアリーグは,元々は友好的な関係を築いていましたが,2017年に完全分離をしました (確か,トップの不仲が原因だったと記憶しています).

そのため,現在は,IFBBプロリーグとIFBBアマチュアリーグは全く別のものであることから,それに伴ってIFBBプロとIFBBエリートプロも全く異なったものとなっています.

IFBBプロが所属するIFBBプロリーグとは,イメージとして,あくまでもボディビルディングを興行の一環と捉えているものであり,ミスターオリンピアに代表される大会はIFBBのプロリーグです (ミスターオリンピアの優勝賞金を考えれば,それが興行の一環だということは理解できるかと思います).ミスターオリンピアに出場する様なスター選手はこちらの「IFBBプロ」に該当します.

一方,IFBBエリートプロが所属するIFBBアマチュアリーグは,ボディビルをオリンピック競技にするという目標があるため,「クリーンである」ということを前提としています.そのため,IFBBプロリーグで黙認されているステロイドなどのドーピングはご法度です.ただ,IFBBプロと異なり,分裂した直後から生まれたため,まだまだIFBBプロと比べて人数が少ないというのが現状です.

(ただ,現状どうなんでしょうか.よく世界選手権の参加者の感想記事を見たりすると,「明らかに禁止薬物を使っている身体の選手がいる」という感想を必ず見るため,アマチュアリーグも「完全なクリーン」というわけではないのかなという印象です.)

以上より,ボディビルのプロには2種類あり,それがIFBBプロとIFBBエリートプロであり,それぞれ信条が大きく異なるということなんですね.

おわりに…

今回の話から,現状,日本でボディビルのプロになるためには2通りの方法があるということですね.自分が何を信条とするかで,どちらのプロになるか別れるということなんですね.

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