ミスターオリンピア 2019の覇者であるBrandon Curryは,2020,2021で敗れているBig Ramy (ビッグラミー)に対抗すべくサイズアップすることを公言していました.
その中で,どうやら,120 kgでミスターオリンピア 2022に参戦する様です.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!
ブランドンカリーとは
ブランドンカリーは,1982年,アメリカ生まれのプロボディビルダーです.身長は170 cm,体重は約116 kgから120 kgと言われています.
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ブランドンカリーは,NPC USA Championships 2008で優勝することでプロカードを取得します.
プロ転向後,初出場となったミスターオリンピア 2011では,いきなり8位に入り注目を集めます.ただ,Arnold Classic Brasil 2013などで優勝を果たしますが,そこからは2016年までは我慢の年が続きます.
彼が躍進したはの,2017年からになります.2017年は,New Zealand Pro 2017,アーノルドクラシック 2017 in オーストラリアで優勝し,ミスターオリンピア出場を決め,再び8位に入ります
翌年のミスターオリンピア 2018では5位に入り,初のトップ5入りを果たすと,2019年シーズンの開幕戦となったアーノルドクラシック 2019 in コロンバスオハイオで優勝し,その勢いのままにミスターオリンピア 2019で初優勝を飾ります.
その後,ミスターオリンピア 2020,2021で2位,アーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオで優勝などの輝かしい戦績を誇ります.
以上の戦績の一方で,彼の脚の弱さについては継続的に指摘されており,彼が再びミスターオリンピアのタイトルを獲得するためには脚の改善が不可欠とも指摘する人も多いです.
ブランドンカリー,ミスターオリンピア 2022へ120 kgへ
今回,ブランドンカリーがミスターオリンピア 2022に向けて120 kgで仕上げるという情報ですが,以下の動画からになります.
動画の作成元は,大人気筋トレyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerです.
今回の動画で紹介しているのは,サムネイルにもありますがブランドンカリーがミスターオリンピア 2022に向けて120 kgで仕上げようとしている点です.
ブランドンカリーが出場するオープンクラスは,体重制限はありません.しかし,やはり110 kg,120 kgで仕上げてくるというのが一つの指標になってくる中で,今回,ブランドンカリーは120 kgで仕上げようとしています.そのため,彼がサイズアップに注力していることが分かります.
ブランドンカリーのミスターオリンピア 2021までの体重は
ブランドンカリーは,ビッグラミーの様に,サイズで勝負する選手ではないため (サイズで勝負する選手は何 kgで仕上げてきたかが良く話題になります.),ミスターオリンピア 2021時点での正確な体重についてはわかりませんんが,恐らく250 lbs (=約113 kg)程度ではないかという推測です.
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つまり,今回,ミスターオリンピア 2022に向けて120 kgで仕上げてくるということは,単純計算で約7 kg増量するということです.ミスターオリンピアに出場するレベルの選手が7 kgサイズアップするというのは大変な話であり,しかも,それが仕上がり体重であるならばリーンバルク (脂肪をつけないで筋肉のみ)でサイズアップしているということになります (しかも1年で….).
特に,ブランドンカリーの場合は,ミスターオリンピア 2021においてサイズがもう少しあれば,仕上がりが良かったためにビッグラミーにもっと肉薄できたと指摘する人も多いため,ミスターオリンピア 2022には期待が集まります.
終わりに…
その一方で,ブランドンカリーは,アーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオにていまいちな仕上がりを披露していました.このため,サイズをつけるがあまり,コンディションがいまいちになっている可能性が十分にあり,今回,7 kg増量したということが彼の最大の売りであるコンディションについてどの様に影響するのかは非常に気になるところではあります.