BSNのプロテインであるSYNTHA6 (シンサ6)は,過去にはロニーコールマンも使用していたことで有名なプロテインになりますが,シンサ6,シンサ6 エッジ,シンサ6 アイソレートの3種類があり,少々分かりにくいという問題点があります.
今回は,BSN シンサシリーズの違い,及びお勧めについて皆さんとシェアしたいと思います!
BSN シンサ6シリーズの違い
BSNが展開するプロテインであるシンサ6には,冒頭で述べました通り,現状ではシンサ6,シンサ6 エッジ,シンサ6 アイソレートの3種類があります (2021/03/13現在) (単純にプロテインという分類ですと,ウェイトゲイナーであるTRUE MASS,減量用プロテインであるISOBURNがありますが,あまり一般的ではないので,今回はシンサ6に絞ります.).
シンサ6
シンサ6は,シンサ6シリーズの中で最も基本的なプロテインになります.
付属のスプーンで1スクープが47 gと市販のプロテインの中でもかなり量が多いプロテインになり,そのカロリーは47 gで200 kcal (30 g換算で約127 kcal)とかなり高めです.ここで,タンパク質含有率ですが,驚異の約46.8%になります.すなわち,シンサ6は,炭水化物も多量に含まれているプロテインとなります.
カロリーが高い分,味は保証されているのですが,海外プロテインの特有の甘さが目立ちます.「甘すぎるプロテインが苦手」という方には,少々,味に問題があるかもしてません.
シンサ6 エッジ
シンサ6 エッジは,シンサ6シリーズの中で混合プロテインという位置付けになります.
付属のスプーンで1スクープが38 gと標準的で,そのカロリーは38 gで150kcal (30 g換算で約118 kcal)と混合プロテインとしては標準的です.ここで,タンパク質含有率ですが,混合プロテインとしてはやや低めの約63.2%になります.炭水化物がそこまで多く含まれていないことを考えると,ホエイプロテインコンセントレートの含有割合が高いことが推察されるプロテインになります.
本プロテインですが,なんと言っても味がとても美味しいです.シンサ6も美味しいのですが,シンサ6 エッジは,シンサ6と比較してより自然な味に近くした様な印象があります.「海外のプロテインは甘くて苦手」という方でも,かなりの高い確率で受け入れられる美味しさだと思います.
シンサ6 アイソレート
シンサ6 アイソレートは,シンサ6シリーズの中で名前の如くアイソレートプロテインという位置付けになります.
付属のスプーンで1スクープが38 gと標準的で,そのカロリーは38 gで140kcal (30 g換算で約110 kcal)とアイソレート系のプロテインとしては標準的です.ここで,タンパク質含有率ですが,アイソレート系のプロテインとしては低めの約65.8%になります.この理由としては,カゼインが含有されていることにあります.そのため,アイソレートプロテインと謳っていますが,実際には少々機能性を重視した混合プロテインという見方の方が正しいのかもしれません.
本プロテインですが,結構粉っぽいです.これは,ホエイだけではなく,カゼインが含まれていることにあると考えられるのですが,アイソレートというフラグシッププロテインの位置付けから考えると,少々完成度が低いという印象が強いです.粉っぽいことから分かる通り,溶け具合も芳しくなく,コストパフォーマンスは低めです.
BSN シンサ6シリーズでお勧めなのは
BSN シンサ6シリーズでお勧めなのは,間違いなく,シンサ6エッジになります.
この理由としては,味と購入のしやすさにあります.
まず,味ですが,シンサシリーズの中では最も良いです.基本的に,シンサ6シリーズは,日本人の味覚に合うということが言われているのですが,その中でも美味しいシンサ6 エッジは間違いなくお勧めです.
次に,購入しやすさですが,シンサシリーズの中では,アイソレートとエッジが日本では購入しやすいです (何故か,一番安価なはずのシンサ6は購入経路が限られています.).アイソレートとエッジにはそこまで大きな価格の差はありませんが,前述した味を考慮に入れると間違いなくシンサ6 エッジがお勧めだと思います.
終わりに…
BSNのシンサシリーズ,特に,シンサ6 エッジは非常に美味しく,まさに万人におすすめできるプロテインであることが言えます.
一方,私が個人的に思ったことですが,シンサ6 エッジの完成度を考えるとシンサ6 アイソレートの完成度が低い様に思えます.私の記憶が正しければ,シンサ6 エッジがシンサシリーズの中で最も最後に出てきた商品であるため,完成度が高いのは当たり前なのですが,アイソレートももう少し頑張って欲しいかなと感じました.