2023年に開催が決定しているマスターズオリンピアについて，4度のミスターオリンピアに輝いたJay Cutler (ジェイカトラー)はその参戦を否定します．
今回は，この情報を皆さんとシェアしたいと思います．
ジェイカトラーとは
ジェイカトラーは1973年アメリカ生まれのプロボディビルダーです．身長は175 cm，体重は124-140 kgでした．
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ジェイカトラーは，1996年のNPCナショナルズ・ヘビー級で優勝することでプロカードを取得しました．当時は，現在と比較してIFBBプロになるのが非常に難しい時代であり，通常，多くの選手が10年以上かけてIFBBプロを目指すところを，彼は23歳で成し遂げました．
プロデビュー戦となった1998 IFBB Night of Championsは11位と成績は奮いませんでした．翌年，なんとかしてオリンピアに出場した彼は14位に終わりますが，そこから，2013年まで2002年と2012年を除いて出場し続け，4度の制覇，6度の2位 (そのうち，4回はロニーコールマンに敗れています)という素晴らしい成績を残しました．
彼を語る上で，避けて通れないのがオリンピア 2009です．彼は，前年にDextor Jacksonに敗れており，一度オリンピアで敗れた選手がもう一度オリンピアに返り咲いた例はなかったことから，「ジェイカトラーの時代は終わった」と当時は考えられていましたが，驚愕の仕上がりでオリンピア 2009を制します．
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これがジェイカトラーを語る上で，彼が最高だった年の一つであり，この大腿四頭筋のポージングはあまりにも有名です．
ジェイカトラーがマスターズオリンピア参戦を否定した動画
ジェイカトラーがマスターズオリンピア参戦を否定した動画は以下です．
動画の作製元は，JayCutlerTVです．
今回の動画の長さは24:08です．
ジェイカトラーはマスターズオリンピア参戦を否定
今回，ジェイカトラーがマスターズオリンピア参戦を否定するに至ったのは以下の投稿ですです．
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この投稿は，Lexx Littleというインフルエンサーが行ったものですが，これが想像以上の反響を呼び，多くの人は「Jay Cutler (ジェイカトラー)がマスターズオリンピアに復帰するのではないか」と考えたのが発端のようです．
Well, those pictures are floating on the internet right now from when I was in Venice and they’re starting to say, ‘oh Jay is coming back for the Masters.’ We need to squash it.
まあ，ベニスに行ったときの写真が今インターネットで流れていて，「ああ，ジェイはマスターズのために戻ってくるんだ」と言われ始めているんです．それを否定しないといけない．
今回の彼の言葉から，明確にマスターズオリンピア参戦を否定していることが言えます．
また，今回の投稿がなされた経緯について以下のように指摘されています．
Drop the picture — of me posing with Lexx Little who’s a pretty popular influencer. So we did a video together. He conned me into going to the posing room.
You know me, I don’t pose. I don’t want to say conned, but he asked me, and I said, ‘you know what, I’ll go in there.’ I didn’t realize it would go so viral. Now it’s floating everywhere
この写真は人気のインフルエンサーであるLexx Littleと一緒にポーズをとっているところです．それで一緒にビデオを撮ったんです．彼は僕を騙してポージングルームに行かせたんです．
僕はポーズを取らないんです．騙されたとは言いたくないけど，彼に誘われて，「あのね、やってみると」って言ったんだ．こんなに拡散されるとは思わなかった．今となっては大きく流布されてしまっているんです．
「ジェイカトラーがポージングを取らない」という流儀貫いているのは謎ですが，恐らく，こういった情報が流れてしまうことを防ぐという目的があるのだと考えられます．現在のジェイカトラーは間違いなく状態は良いですが，ジェイカトラーの全盛期と比較するとやはり引退後の身体であることを強く感じます．これを一番大きく感じているのは，ジェイカトラー自身であり，これも彼が「ポージングを取らない」という流儀を貫いている理由の一つでもあると考えられます．
終わりに…
彼がマスターズオリンピアに参戦するかどうかの有無は別として，今回彼が行ったポージングは非常に素晴らしいです．引退後，ボディビルディング的な栄養プロトコルを実施していないため，サイズはありませんが，コンディション自体は悪くなく，さすがであると感じました．
