California Pro (カリフォルニアプロ) 2022が行われ, Charles Griffen (チャールズグリフィン)が初優勝しました.
今回は,カリフォルニアプロ 2022の結果を皆さんとシェアしたいと思います!
カリフォルニアプロ 2022結果
カリフォルニアプロ 2022結果ですが,以下になります.
- 1位:Charles Griffen
- 2位:Mohamed Shaaban
- 3位:Tonio Burton
- 4位:Andrea Muzi
- 5位:Petar Klancir
- 6位:Maxx Charles
- 7位:Andrea Presti
- 8位:Theo Leguerrier
- 9位:Christopher Robinson
- 10位:Douglas Fruchey
それでは,詳細な結果を見ていきましょう.
1位:Charles Griffen
優勝は,Charles Griffen (チャールズグリフィン)でした.
この投稿をInstagramで見る
チャールズグリフィンですが,今回の仕上がりも凄かったです.
チャールズグリフィンは,オープンクラスの選手にも関わらずバキュームポーズを取ることができるという特筆すべき選手であることから,それに伴ってもちろんコンディションが素晴らしい選手ではあります.
それに加えて,脚のサイズ,腕,背中,肩の大きさが,2位で,サイズに定評のあるMohamed Shaabanと互角か,それ以上であったため,前述したコンディションが相まって,優勝に値する仕上がりだったと思います.
今回の優勝でオリンピア出場を決めましたが,オリンピアで更なる飛躍を遂げるためには,個人的には大胸筋のサイズアップが必要であると感じました.上半身で,大胸筋以外の部位が非常に良いことから,なおさら,大胸筋がいまいちであることが目立ち,ここは改善する必要があると感じました.
2位:Mohamed Shaaban
2位は,Mohamed Shaabanでした.
この投稿をInstagramで見る
(右から二番目の選手です.)
Mohamed Shaabanは,中東の選手ということもあり,今回も素晴らしいサイズを披露していました.特に,脚の大きさというのは,優勝したチャールズグリフィンとは全く性格が異なるものの,非常に大きく,中東選手特有のものであると感じました.
優勝したチャールズグリフィンとの差は,コンディションです.元々,Mohamed Shaabanはコンディションが素晴らしく良い選手ではありませんが,今回優勝したチャールズグリフィンと比較すると,そもそもコンディションの次元が2段階位落ちるような印象がありました (チャールズグリフィンが凄すぎるということもありますが…).
中東の選手は,コンディションに難を抱えている選手が多く,彼もそれと同様であり,飛躍をするためにはもう少しコンディションを突き詰める必要があると感じました (Mohamed Shaabanは,2021年にはPatrick Moore (パトリックムーア)に敗れており,以上の敗戦からコンディションに難があるのが明確です.).
3位:Tonio Burton
3位は,Tonio Burtonでした.
この投稿をInstagramで見る
Tonio Burtonは,2021年までは212 lbsクラスの選手でしたが,2021 Legion Sports Festでもそうでしたが,オープンクラスに転向した選手です (オリンピア 2021では10位に入っています.).
オープンクラスに転向したばかりということもあり,これからの伸びしろに期待が持てる選手ではありますが,現状でも他のオープンクラスの選手と比較して,サイズにそこまで不安を感じるようなことはなく,大変素晴らしかったです.
以下の投稿で,彼がどれだけ進化しているのかを伺い知ることができますが,1年足らずでかなりサイズアップしていることが分かり,現状のコンディションを維持したまま,サイズアップをすることができれば,更なる順位アップを期待できると感じました.
この投稿をInstagramで見る
終わりに…
カリフォルニアプロは,2021年にはパトリックムーアが優勝しており,意図せずとも2年連続でウエストラインが細い選手が優勝しているというのが非常に興味深いコンテストですね.