オリンピア 2017,2018のクラシックフィジークのチャンピオンであるBreon Ansleyは,2019年は2位,2020,2021年は3位になっており,特にここ数年が彼の発達しすぎた肉体がクラシックフィジークのカテゴリーには合っていないということが議論されてきました.
その中で,Breon Ansleyが自身のカテゴリー転向について言及した動画を見つけたので皆さんとシェアしたいと思います!
Breon Ansleyの212 lbsクラスへの転向可能性について語った動画
Breon Ansleyの212 lbsクラスへの転向可能性について語った動画ですが以下になります.
動画の作成元は,Breon Ansleyのyoutubeチャンネルになります.
オリンピア 2019でChris Bumstead (クリスバムステッド)に敗れてから,度々,彼の212 lbs転向可能性について,彼自身が言及しているものが動画としてアップロードされてきた背景から,今回の動画自体も特段珍しいものではありません.
Breon Ansleyの212 lbsクラスへの転向可能性
今回の動画にて,彼は自身の212 lbsクラスへの転向について以下の様に述べています.
“I will remain in the Classic division next year. Guys, I still feel like I can improve. I still know that I can improve on conditioning, I still know that I can improve on even development and muscle groups,”
“I know I keep saying that, year after year, that I can improve, and then the time comes then it’s ‘Breon, did you hit it 100%?’ the answer to that is no. No, I still did not hit it 100%, still did not hit it 1,000%… I can do a lot better, and I will do a lot better next year. I think I can still win the title, I know I can still win the title, and I’m confident in that.
私は来年もクラシックフィジークのカテゴリーに残ります.私は,まだ改善できると感じています.私は,コンディショニング,特定の筋肉の部位に改善の余地があると感じています.
私は毎年のように “もっと良くなる “と言い続けてきましたが,いざその時が来ると “Breon,100%成功したか?”と聞かれると答えは “ノー “です.いや,まだ100%ではないし,1000%でもない….私はまだタイトルを獲得できると思いますし,自信もあります.
このことからわかる通り,Breon Ansleyは2022年シーズンもクラシックフィジークのカテゴリーに残るということになります.
Breon Ansleyはまだ改善の余地があると言っているが…
今回の投稿でBreon Ansleyはまだ改善の余地があると述べていますが,個人的には本当にそうなのか疑問に思ってしまいました.
この問題ですが,Breon Ansleyが優勝するためにはクリスバムステッドはもちろんですが,Terrence Ruffin (Ruff Diesel)を破る必要があります.
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Ruff Dieselですが,そもそもストラクチャー,ポージングが素晴らしいことに加えて,まだ身長から算出されるリミット体重に達していないことから,これからまだまだ進化すると考えられる選手です.
その一方で,Breon Ansleyは以前に彼が述べていた通り,自身の身長から算出される体重のリミットに既に達しており,ここから新たに筋肉をつけるのが非常に難しい状態になっています.だからこそ,今回,彼は「特定の部位にはまだ発達の余地がある」旨について述べていますが,彼の体重を考えると難しいのではと感じてしまいます.
終わりに…
以上のことから,多くの人がBreon Ansleyの212 lbsクラスへの転向を支持するわけですが,実際に,クラシックフィジークから転向すて目覚ましい活躍をしたのは現状では故George Petersonしかいないため,このことも212 lsbへ転向しない判断材料になっているのかもしれませんね.