Larry Wheelsの数々のアクシデントについて思うこと

Larry Wheelsは,パワーリフター,ボディビルダー,ストロングマンなどの様々な肩書きをもつインフルエンサーであり,彼は,頻繁に高重量のトレーニングを行っている様子をアップデートします.

ただ,彼は,高重量のトレーニングで失敗することも多く,その様子もSNSで公開するのですが,個人的にはどうなんだろと思ってしまうことが多いため,今回はそれについて皆さんとシェアしたいと思います.

Larry Wheelsとは

Larry Wheelsは,1994年アメリカ生まれで,身長が185 cm,体重が124 kgのパワーリフター,ボディビルダー,ストロングマン,レスラーです.

 

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彼のインスタグラムを見ていると,パワーリフターとしての側面が非常に強い様に感じ,実際に,彼は体重が124 kgのときにスクワットが810 lbs (=約367 kg),ベンチプレスが610 lbs (=約277kg),デッドリフトが855 lbs(=約388 kg)の記録を残しています.

この記録からも分かる通り,非常に優れた選手です.また,彼は,冒頭でも述べた通り,その様子をSNSで発信することが多く,インフルエンサーとしての側面も非常に強いです.

Larry Wheelsが起こしたトレーニング中の事件の数々

Larry Wheelsが起こしたトレーニング中の事件の数々について,まず以下の動画があります.

動画の作成元は,Larry Wheelsのyoutubeチャンネルになります.

この動画は,高重量のベンチプレスを扱うという催しであり,この動画のサムネイルでも分かる通り,ベンチプレス用トレーニングバンドをつけてベンチプレスを実施しているのですが,545 lbs (=約247 kg)で失敗してバーベルが首の方向に落ちてしまっています.このとき,補助をしているのがLarry Wheelsになります.

次に,以下の動画になります.

 

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この動画は,Larry Wheels自身が恐らく380 kgでスクワットをしている動画になりますが,ハーフスクワットの状態で下げきれないと思い,バーベルから逃げる様にして実施を辞めています (ちなみに,超高重量でスクワットを実施する際には,今回の動画で使っている様なスクワット専門のパワーラックを使うケースがほとんどです.).

最後に以下の動画です.

 

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これは,Larry Wheelsが180 kgのベンチプレスの補助を行っているのですが,バーベルが滑って胸を強打している動画になります.これは,恐らく,かなり掌側で握っていたのが,最後に一押しするときに滑ってしまったのだと考えられます.

いずれの動画でも,必ずしもLarry Wheelsが悪いわけではないのですが,彼がいるとこの様な事故が多く,しかも,それを含めてSNSに投稿しているのを見るとなんだかなという気持ちになります

Larry Wheelsが起こしたトレーニング中の事件について思うこと

Larry Wheelsが起こしたトレーニング中の事件について,彼の過剰な重量主義が招いていることは否定できないと考えており,彼のインフルエンサーとしての側面を考えると,正直,改めた方が良いのではと感じています.

今回紹介した彼が補助に入ったときに発生しているものですが,恐らく実施している人は,Larry Wheelsと一緒にトレーニングをしているからこそ高重量を扱っているという側面も強く,普段扱えない重量を設定していることが考えられます.それならば,Larry Wheelsは普段よりも慎重に補助に入るべきですが,それを怠っており,この様な問題が起こっているのは否定できません.

また,彼自身がスクワットで失敗している例ですが,彼のパワーリフティングの記録から考えると,正直,重量を過剰に設定しすぎ感が否めず,これも彼の重量主義が招いている結果と言えます.

以上のことを,インフルエンサーとしての側面が非常に強いLarry Wheelsが行っているというのが最大の問題であり,恐らく,少なからずこれを真似して,高重量を扱うことで怪我をするという人が少なからず出てくると考えられますよね.

終わりに…

推測ですが,何れのトレーニングもSNSに公開しているということは,この事故の後に怪我がなかったということになるのですが,個人的には,特にLarry Wheelsが補助を行っている2つの動画を公開している意義が正直理解できません.

これらの動画は色々なサイトで取り上げられることが多いのですが,取り上げられる度に複雑な気分になります.

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