ロシアの脅威の新星であるVitaliy Ugolnikovは,2022年の年末にかけてNPCデビューを果たし,早々にプロカードを取得しました.
彼の当面の目標は,ミスターオリンピアの出場権を獲得することですが,そんな彼がゲストポージングでまさかのアクシデントに見舞われました.
今回は,Vitaliy Ugolnikovのゲストポージングでのアクシデントについて皆さんとシェアしたいと思います.
Vitaliy Ugolnikovとは
Vitaliy Ugolnikovはロシア出身のボディビルダーであり,身長は175 cm,体重に関しては調べてみると116-125 kgという情報がありますが,正確な数値はわかりません.
これが22歳とは信じられませんね.
彼の特徴といえば,22歳と非常に若いながらもサイズが非常に優れていて,それでいてウエストが細いという点にあります.
まず,脚ですが,上で紹介した画像でも優れいていることが分かりますが,以下の投稿ですともっとはっきり分かります.
大腿四頭筋が半端でないことになっていることがわかると思います.
次に,ウエストですが,サイズがある選手だとどうしてもウエストが太くなってしまうという問題があるのですが,Vitaliy Ugolnikovは非常にウエストが細いですね.このウエストの細さは遺伝的問題が非常に大きいため,ウエストが細いというのはかなりの武器になります.
ここまで,ウエストが細いとなると,ボディビルディングはもちろんですが,クラシックフィジークでも活躍することができると思います.実際に,ミスターオリンピア 2020のクラシックフィジークチャンピオンのクリスバムステッドも昔はボディビルディングを行っていたこともあり,ウエストが細いだけで非常に活躍の幅がでてきますよね.
Vitaliy Ugolnikov,ゲストポージングで怪我
Vitaliy Ugolnikovがゲストポージングで見舞われたアクシデントについては以下で知ることができます.
動画の作成元は,大人気筋トレyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerです.
今回の動画で明らかにされていることですが,Musclecontest International Brazil Nationalsで彼がゲストポージングを行った際に,彼が怪我をしたというものです.
Vitaliy Ugolnikovの怪我の原因
前述した動画で明らかになっていますが,今回,Vitaliy Ugolnikovが怪我をしたのは,彼がゲストポージングを実施している際に,ステージからジャンプして降りたことです.
Vitaliy Ugolnikovの体重ですが,オフシーズンということもあり,120 kgを優に超えていることは明白ですが,その体重でおそらく1 mくらいある高さからジャンプしていることが伺えます.これにより,膝にかかる負荷は甚大であると考えられ,実際に負傷したことが報告されています.
実際に彼が怪我をしたという話ですが,彼がインスタグラムのストーリーにあげたようで,その様子は同じくNick’s Strength and Powerで紹介されています.
今回怪我した部位は左膝である様で,これにより,高強度のトレーニングを長期間実施できないことは明白です.
過去にはローリーウィンクラーがバク転しているが…
今回の動画を見て思い出したことが,過去にRoelly Winklaar (ローリーウィンクラー)がバク転をしていたことです.
この動画ですが,Abdullah Amerというyoutubeチャンネルです.
以上のパフォーマンスはコンテスト時ではあるため,単純に今回のVitaliy Ugolnikovとは比較はできませんが,それでもローリーウィンクラーであるため,仕上がり体重は120 kg周辺だと思います.
幸い,彼がこれで怪我をしたという話は聞きませんでしたが,やはり,これだけ体重があるとこのような動作を取ることにリスクしかないですね.
終わりに…
体重が重いと膝に負担がかかるというのはよく知られていることですが,一般的に体重が重いというのは運動習慣がない方です。
このため,当たり前ではあるものの,体重の重いボディビルダーでも普段の何気ない動作が怪我のリスクがあるというのは少し盲点かもしれませんね.