多くのIFBBプロ選手を抱えるYAMAMOTO Nutirionが主催するプロショーにYAMAMOTO PRO というコンテストがあり,YAMAMOTO PRO 2021の出場者が出揃った様です.
今回は,今回はこの情報を皆さんとシェアしたいと思います!
YAMAMOTO PRO 2021の出場者
YAMAMOTO PRO 2021のオープンクラスボディビルディングの出場者ですが以下の通りです.
- Tim Budesheim
- Roberto Buonomo
- Jamie Christian-Johal
- Samson Dauda
- Nathan De Asha
- Kevin Gebhardt
- Boyan Ivanov
- Theo Leguerrier
- Aldo Masolo
- Andrea Presti
- Fabio Romagnolo
- Milan Sadek
- Robert Taylor
- Leonardo Vecchiato
- Roelly Winklaar
数年前は,もっとこじんまりとした大会だった様な記憶があるのですが,さすがのYAMAMOTO Nutirionの勢いですね.
今回は,このラインナップの中での注目選手を紹介したいと思います.
Nathan De Asha
まずは,Nathan De Ashaです.
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Nathan De Ashaですが,2021年のシーズンは,European Pro (ヨーロッパプロ) 2021,アーノルドクラシック 2021 in UKで優勝し,絶好調と言っても過言ではありません.特に, 2021年の彼は,2020年以前と比較して,コンディションに注力している印象が強く,元々もの彼の良さであるサイズに加えて,コンディションも良いわけですから非常に手堅い印象ですね.
Nathan De Ashaは,オリンピア 2021の出場権を獲得していましたが,2019年に起こしたステロイドの不正所持の問題や,2021年にロックダウン中に不正にジムを営業していたことを受け逮捕されたことを受けて,ビザが発給されずオリンピアの出場は叶いませんでした (これで,彼は2019年から3年連続でオリンピアを棄権しているわけですが,これはスポンサー的にはアウトな感じがするのですが,どうなんでしょうか.).
今回注目なのが,やはり,オリンピアに出場したRoelly Winklaarとのマッチアップであり,彼と比較を行うことでNathan De Ashaがオリンピアに出場したらどの程度の成績を残すことができたのかを測ることができますから,非常に注目です.
Roelly Winklaar
次に,Roelly Winklaar (ローリーウィンクラー)です.
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ローリーウィンクラーは,Nathan De Ashaとは対照的に2021年シーズンは絶不調であると言っても過言ではありません (オリンピア 2021の写真が,彼のアカウントで一枚もインスタグラムに投稿されていないというのが全てを物語っていると思います.).
なんとか出場したオリンピアでも,かなりイマイチの仕上がりでトップ10を逃しており,オリンピア 2022に出場するためには,何れかのコンテストで優勝するかポイントランキングで上位に入る必要があります.
2021年のローリーウィンクラーの最大の問題点は,脚のサイズです.確かに,オリンピア 2021ではコンディションも良くありませんでしたが,ローリーウィンクラーを語る上で絶対に外せないのがサイズであり,そのサイズという観点で,特に脚が他の選手に負けてしまっているというのは一大事であると言えます.
これが,ローリーウィンクラーが指摘する通り,2021年シーズンに入る前に十分なトレーニングを積むことができなかったからなのか,それとも,年齢的な問題なのかは分かりませんが,オリンピア 2021の状態で出場しても,Nathan De Ashaに勝つのは難しいのではないかと考えています.
終わりに…
YAMAMOTO PRO 2021ですが,ヨーロッパプロ 2021と同様に,おそらくはNathan De Ashaとローリーウィンクラーのマッチアップになることが予想されます.
ローリーウィンクラーとしては,2021年のうちにオリンピア 2022の出場権を獲得することができるとあとが非常に楽になるのですが,現状は非常に厳しい戦いになりそうです.