私の知る限りでは最も有名なファッションブランドの一つに,ルイヴィトンが挙げられますが,そのルイヴィトンがなぜかダンベルの販売を開始した様です.
今回は,そのニュースを皆さんとシェアしたいと思います!
ルイヴィトンのダンベル販売のニュース
ルイヴィトンのダンベル販売のニュースですが,以下の動画で知りました.
動画の作成元は,大人気筋トレyoutubeチャンネルNick’s Strength and Powerになります.
サムネイルでは分かりませんが,2:33-からがルイヴィトンのダンベルの紹介動画になります.
ルイヴィトンのダンベルはこちら
ルイヴィトンのダンベルは,もちろん実物を見たことも触ったこともないため,公式サイトからの引用になります.
公式サイトでは以下の様な説明があります.
圧倒的な美しさとスポーティな雰囲気に溢れる「アルテール」。スタイリッシュにエクササイズを楽しみたい方や、ルイ・ヴィトンならではのラグジュアリーなディテールでご自宅のトレーニングスペースをアップグレードしたい方へのギフトに最適です。光沢感のあるメタル素材を使用したウェイトは、モノグラム・エクリプス キャンバスのハンドルとメゾンのシグネチャーの刻印で目を引くデザインに仕上げました。
まず全体図ですが以下の様になっています.
一瞬見ただけでわかる凄まじい高級感です笑.
持ち手の部分にルイヴィトンのブランドマークが刻印されていますね.私は,ルイヴィトンにまでそこまで詳しいわけではないのですが,この持ち手の部分がルイヴィトン特有の材料になっています.この材料ですが,10種類以上あるルイヴィトンの材料のうち,モノグラム・エクリプス キャンバスという材料の様ですね.これを握るとなると相当な勇気が入りますが….
また,モノグラム・エクリプス キャンバスと金属部分をつなぐ部分にも刻印がされています.こういう細かいところの仕事は「さすがルイヴィトン」というのが感想ですね.
次に側面です.
この彫刻も存在感がすごいですね.
前述した全体像と合わせると,この刻印も結構しっかりと入っているのではないかと予想できます.やはりその辺のダンベルとは「ものがちがう」ということになりますね.
重りの部分は,3 kgの重りということでメタルが採用されています.高重量だと,この部分がラバーになっているということはありますが,3 kg程度の重量ならばやはりメタルが多いですね.ただ,よくあるダンベルと異なるのは,若干艶消しがかかっている点でしょう.
恐らく,一般的なメタルダンベルは表面をメッキで塗装しているのだと思うのですが,このルイヴィトンのダンベルはメッキの塗装ではなく,表面加工でこの艶を出しているのでしょう.となると,メッキの様に簡単に加工できないため,なおさら粗末に扱うことができないという見方もできます.
ルイヴィトンのダンベルの価格
ルイヴィトンのダンベルの価格ですが,なんと,33万円になります.
参考までに,ゴールドジムベニスに置いてあるアメリカンバーベルの最高級のシリーズ1が2 kgで24200円,60 kgで110700円になるため,このルイヴィトンのダンベルがどれだけ高価か分かります.
また,他の会社ならば複数重量を用意しているのが一般的ですが,ルイヴィトンのダンベルは3 kgしか用意がありません.と考えると,このダンベルは実際に使うものではなく,恐らく観賞用のダンベルなのでしょう (意味がわからないですが笑).
一点疑問なのが,これって店頭販売されているのでしょうか.私の感覚だと,基本的にはカバンや財布しか取り扱っておらず,そこにダンベルが置いてあったらかなりの違和感であり,店舗の商品景観を著しく崩す様な感覚がしてならないのですが….
ルイヴィトンのダンベルの使用感 (憶測)
以下使用感について憶測になりますが,持ち手の部分がモノグラム・エクリプス キャンバスという「ざらざら」の材料になっていますので,恐らくかなり持ちやすいと思われます (高級素材であるモノグラム・エクリプス キャンバスをしっかりと握る勇気があればの話ですが…).
また,33万円という価格を考えれば,ダンベルを雑に扱うという様なことは一切できないのではないでしょうか (少なくとも私はできません….).そのため,ルイヴィトンのダンベルを使うことでトレーニングが丁寧になるということは十分にあり得そうです (3 kgのおもりしかありませんが….)
終わりに…
今回,ルイヴィトンがダンベルという商品を販売して,恐らくダンベルで儲けようという気は全くないのだと思うのですが,それにしても,その様な製品を開発できるところにブランドとしての遊び心と余裕を感じ取ることができます.
ただ,どうなんでしょうか.プレゼントでもこれをもらった方はかなり複雑ではないでしょうか.観賞用にはともかく,実用性はありませんからね….
購入したいとは思いませんが,やはり,一回触ってみたい気はあります.