色々と話題を呼んでいるアーノルドクラシック 2022 in UKですが,オープンクラスボディビルディングではAndrew Jackedが優勝しました!
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います.
アーノルドクラシック 2022 in UK結果
アーノルドクラシック 2022 in UKの結果は以下の通りです.
- 1位:Chinedu Andrew Obiekea (Andrew Jacked)
- 2位:Patrick Johnson
- 3位:James Hollingshead
- 4位:Martin Fitzwater
- 5位:Marc Hector
それでは詳細な結果を見ていきましょう.
1位:Chinedu Andrew Obiekea (Andrew Jacked)
優勝は,Andrew Jackedでした.
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優勝したAndrew Jackedですが,プロ初戦となったTexas Pro (テキサスプロ) 2022よりもコンディションはよくありませんでしたが,サイズとコンディションのバランス的には今回のラインナップで最も優れていたと言えます.
Andrew Jackedの今回のコンテストの位置付けとしては,要約すると「コンテスト慣れ」を目的としています.彼は,すでにテキサスプロ 2022でミスターオリンピアの出場権を獲得していることからそこまでハードな仕上がりにはなりませんでしたが,それでも,プロ2戦目とは思えないバランスの良さでした.
彼には,コーチとして往年の名選手の一人であるFlex Wheeler (フレックスウィーラー),George Farrah (ジョージファラ)を招聘しており,コンテストに臨むには万全の体制を整えています.実際,それを裏付けるが如く,ステージ上での立ち振る舞いも堂々としており,彼の今回の目的は達成されたと言えます.
2位:Patrick Johnson
2位は,Patrick Johnsonでした.
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Patrick Johnsonですが,仕上がり自体はかなり良かったと思います.
彼の今回のコンディションは優勝したAndrew Jackedとほぼ同一のレベルにあり,コンディションという観点では,そこまで差がないように感じました(むしろ,ハムストリングスのストリエーション,臀部端部の仕上がりを見るとPatrick Johnsonの方がコンディションが良い気もしました.).ただ,サイズを考慮に入れて考えると,Andrew Jackedの方が圧倒的に大きいというように感じました.フロントポーズに両者の差はほとんどなく,バックポーズの差がかなり顕著であり,言い換えれば,彼はサイズをつければ,より活躍できるのではないかと感じました.
3位:James Hollingshead
3位は,James Hollingsheadでした.
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James Hollingsheadですが,相変わらずの大きさだったという印象が強いです.
やはり,彼はフロントポーズはとんでもなく強く,その理由としては大腿四頭筋です.大腿四頭筋を構成する筋肉1つ1つがとんでもなく大きく,それがフロントポーズを取ったときにとんでもないサイズ感であるように感じます.一方で,弱点であるのが背中であり,彼は今回のコンテストの準備にあたってインスタグラムにも色々と投稿をしていましたが,その段階でも背中の凹凸感が足りないように感じていました.
背中の凹凸感は,遺伝的側面も大きい部分であるため,トレーニングではどうにもできない部分ではあるのですが,背中が広いだけに,もう少しコンディションを改善すればどうにかなるのではないかとも感じてしまいます.
ただ,コンディションが出やすいと言われているお尻には,ストリエーションが入っていたため,コンディションが決して悪かったわけではないことから,ここからもう少し改善して,よりコンディションが際立つような仕上がりが必要だと思います.
終わりに…
アーノルドクラシック UKは,「アーノルドクラシック」という名前はつきますが,ラインナップは例年,そこまで豪華ではなく,この辺りは他のアーノルドクラシック in USA以外はほぼ同様であり,アーノルドクラシックといえども中々難しいのかなと感じてしまいます.