アーノルドクラシック 2023 in コロンバスオハイオで優勝したSamson Daudaはもちろん，ミスターオリンピア 2023の優勝を狙っています．
その中で，ミスターオリンピア 2023に向けて披露した彼のコンディションが非常に素晴らしいため，みなさんとシェアしたいと思います．
Samson Daudaとは
Samson Daudaは，1992年生まれのナイジェリア出身のプロボディビルダーです．身長は約180 cm，体重は130-135 kgと言われています．
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Samson Daudaは，2017年にプロカードを取得し，Prague Pro 2018でプロデビューを果たします．2018年から2020年まではそこまで目立った成績を残すことができませんんでしたが，2021年にPro League 2021で優勝するなど大躍進を果たします．
2022年は，アーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオ，Boston Pro 2022の何れでも4位となり，冒頭で述べた通りミスターオリンピア 2022で6位と大躍進を果たしました．
彼がここまで大躍進を果たすことができた理由は，彼の元々のプロポーションの良さもありますが，やはり，ミロスに師事していたところも大きいと思います．
Samson Daudaのミスターオリンピア 2023に向けた状態
Samson Daudaはミスターオリンピア 2023に向けて以下のような投稿をSNSに行っています．
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今回の投稿は，Samson Daudaがメンズフィジークの選手のような格好をしているというものです．さすがに，ここまで腕が発達しているメンズフィジークの選手はいませんが，オープンクラスの選手でここまでウエストが細い選手は少ないでしょう（これ以外の投稿を見ると，この投稿だけ，ややウエストがかなり絞れているように見えるのは撮影角度，ミッドセクションへの力の入れ方もあると考えられます．）．
Samson Daudaは脚も凄まじい
今回の投稿では，あくまでもメンズフィジークの格好をしているため，彼の脚の状態についてはよくわかりませんが，youtubeでは以下のような動画も上がっています．
動画の作成元は，Nick’s Strength and Powerです．
この動画で紹介されているSamson Daudaですが，大腿四頭筋及びハムストリングスがしっかり見えるようなポージングをしています．この動画を見ればわかりますが，とんでもない脚の大きさになっています．
ボディビルダーは，人によっては，SNSに投稿する際に若干の修正を入れることがあるため，実際の状態を見なければどうなっているか確認することは難しいですが，もしこれが本当だとすればとんでもない状態です．
そもそも，Samson Daudaは脚が優れている選手ではありますが，前述したように，ウエストもびっくりするほど細く保っているため，実際に上半身も合わせて見れば彼の脚の大きさはすごいことになると考えられます．
Samson Daudaの優勝の鍵は背中か
以上より，Samson Daudaは上半身，下半身が非常にバランス良く仕上がっていますが，やはり優勝の鍵は背中にあると言えます．
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2023年のSamson Daudahは弱点の少ない状態ではありますが，ミスターオリンピアでトップ3に入るような選手と比較すると，背中のサイズ，ディティールが十分でないという課題があります．
以上の動画を見ると，下背を中心に大きく改善しているような印象を受けますが，彼の課題は背中の凹凸感に加えて，背中の厚さです．背中の厚さを改善するためには，1年や2年では基本的には難しいとされており，やはり，ミスターオリンピア 2023は背中にやや課題がある状態で臨むことになりそうです．
ただ，それでも今回の上半身と下半身の状態が本当だとすれば，間違いなく優勝候補の一角であると言えそうです．
終わりに…
一方，ここまで下半身が発達していると，懸念点はコンディションでしょう．このサイズ感を維持しようとすれば間違いなく，コンディションが甘くなるという問題が発生するため，サイズとコンディションをどこまで両立した状態で本番に臨めるかに注目です．
