オリンピア 2020にて素晴らしいコンディションで7位に入賞したIain Valliereは,2020年のシーズンは多くの人に弱点を指摘された選手になります.
そんなIain Valliereですが,彼は自分自身の弱点についてどの様に考えているのでしょうか.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!
Iain Valliereへのインタビュー動画
Iain Valliereが考える自身の弱点について,インタビュー形式で答えている動画ですが以下の動画になります.
今回の動画の作成元は,フィットネスマガジンとしては非常に有名なMuscle and Fitnessのyoutubeチャンネルになります.
今回の動画は約57分の長編動画であり,Dennis Jamas (デニスジェイムス)がIain Valliereについてインタビューする動画になっています.
Iain Valliereが考える自身の弱点とは
Iain Valliereが考える自身の弱点について,以下の様に述べられています.
“I think still my back shots are. When I was in really good condition at (the 2020) Olympia, I think they looked a lot better… Being in really good condition made them look better, but I still think in certain shots like my back double, I have a lot of width I can improve on there,”
= 私は背中が未だに良くないと認識しています.オリンピア 2020では本当にコンディションが良かったのですが,そのときは,背中はかなり良く見えたと思います.コンディションをよくすることで背中は良く見えますが,バックのダブルバイセップスなどの特定のポーズにおいては,広がりを出すという観点において改善の余地があります.
オリンピア 2020でのIain Valliereは非常に素晴らしく,背中の不得意さというのはさほど感じなかったのですが,実際にインスタグラムを調べてみると,彼はずっと前から背中が弱点であることを認識していた様ですね.
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背中以上に,Iain Valliereが苦手意識を持っているポージングについて,以下の様に述べられています.
“My front double is absolutely my weakest shot. So I think improving from lats in the width there. I think its just back width, and more muscularity to the back as a whole, I need.
私のフロントのダブルバイセップスは私の最も弱いポーズになります.だから,私は広がりを出すために大円筋から改善する必要があると考えています.わたしは,背中の幅,全体として背中の筋肉質が必要だと思っています.
フロントのダブルバイセップスが非常に苦手ということで,確かに,彼のインスタグラムを調べてみると,苦手のポーズということで,あまり掲載されていません (彼が最も良かったと言われているオリンピア 2020の投稿関連でもフロントのダブルバイセップスがなりことを考えると相当に苦手なんでしょう.).
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この投稿で確認できるのは,確かに,Iain Valliereが述べている様に,大円筋の広がりや背中の厚みなど,特に背中の筋肉がトータル的に足りていないことがわかります (ただ,それでも,彼の強みである大胸筋から上腕二頭筋にかけては素晴らしいという見方をすることができます.).
以上をまとめると,Iain Valliereの弱点はほぼ背中に起因すると考えられ,背中を改善するというのが彼の課題であることが言えます.ただ,彼は,非常に若い選手であり,オリンピアを優勝する前のPhil Heathも,「背中が弱点だった」ということを述べていた記憶があるため,若い選手にとっては背中が課題という選手が多く,競技年数が長くなるにつれて改善していくものなのかもしれません.
終わりに…
Iain Valliereの弱点と言われて,この動画を見る前までは,NY Pro 2020でも議論された通り,「ふくらはぎかな?』と思っていたのですが,正確には背中だった様ですね.
彼は,腕から胸にかけてが非常に素晴らしいため,オリンピアでトップ5に入るためには,背中をどう改善するかが重要になってくると思われます.