アメリカ フロリダのタンパでニューヨークプロ 2020が行われ,オープンクラスボディビルディングではIain Valliereが優勝しました.
今回はそのニュースを皆さんとシェアしたいと思います!
ニューヨークプロ 2020結果
ニューヨークプロ 2020 オープンクラスの結果ですが以下になります.
- 1位:Iain Valliere
- 2位:Justin Rodriguez
- 3位:Jon Delarosa
- 4位:Hassan Mostafa
- 5位:Maxx Charles
- 6位:Patrick Moore
私が注目選手として挙げさせて頂いたPatrick Moore,Maxx Charles,Jon Delarosaはそれぞれ3位,5位,6位に終わりました.
優勝はIain Valliere
ニューヨークプロ 2020の優勝者はIain Valliereでした.
Iain Valliereですが,タンパプロ 2020で惜しくもHunter Labradaに敗れ2位に終わり,ジャッジに対して苦言を呈していた選手です.
私個人の意見ですが,今回,Iain Valliereがニューヨークプロ 2020で特別に良くなったかというとそうではないと思います.確かに,タンパプロ 2020よりも若干コンディションが良かったこと,カラーリングが改善されたということはありますが,圧倒的に良かったということはないと思います.
ニューヨークプロ 2020のジャッジ
ニューヨークプロ 2020のジャッジですが,オープンクラスボディビルディングは議論の的になっています.その理由としては,「プレジャッジとファイナルでの選手の評価基準の不一致」,「Iain Valliereのカーフ」が挙げられます.
プレジャッジとファイナルでの選手の評価基準の不一致
まず,プレジャッジとファイナルでの選手の評価基準が安定していなかったことです.
プレジャッジではファーストコールで,Patrick Moore,Jon Delarosa,Iain Valliere,Justin Rodriguezが呼ばれたのに対して,ファイナルでは,Hassan Mostafa,Justin Rodriguez,Jon Delarosa,Iain Valliereが呼ばれています.基本的には,プレジャッジでの評価を踏襲しつつ評価を行うというのがボディビルディング では一般的なのですが,それが行われず,果たして評価基準として何を見ているのかがはっきりしませんでした.
Iain Valliereのカーフ
次に,インターネット上で議論されているのが,「Iain Valliereのカーフが絶望的に芳しくなく,それでチャンピオンにして良いのかということ」です.
先出の写真でもわかるかと思いますが,カーフは遺伝的要因が大きいというものはありますが,それでも今回の状態は悪すぎると思います.Iain Valliereはカーフがほとんどないと言っても差し支えがなく,トップ選手と戦うのであれば,カーフのサイズ感は絶対に欲しいところです.
終わりに…
Iain Valliereは今回の優勝でミスターオリンピア 2020の出場が決まったわけですが,そうなると,再び,タンパプロ 2020で敗れたHunter Labradaと戦うことになりますね.
それまでには,今回課題として挙がったカーフは改善して頂きたいですね.