アーノルドクラシック 2021 in USA 詳細が明らかに

アーノルドクラシック 2021 コロンバスオハイオ 詳細

例年とは大きく異なり,オリンピアの2週間前に開催が予定されているアーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオの,特にそのオリンピアへのクオリファイの詳細が主催者側からアナウンスされました.

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!

アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオ詳細

アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオ詳細ですが,アーノルドクラシックの公式からのインスタグラムの投稿によります.

今回の投稿で判明したことですが,以下になります.

  • オリンピア 2021に出場できるのはオープンクラスボディビルディングの優勝者のみ
  • その他のカテゴリー,及び順位についてはオリンピア 2022へ出場のためのポイント

詳細について解説していきます.

オリンピア 2021に出場できるのはオープンクラスボディビルディングの優勝者のみ

まず,オリンピア 2021に出場できるのは,オープンクラスボディビルディングの優勝者のみになります.

アーノルドクラシック 2021が,当初の予定とは異なり,オリンピア 2021の出場のためのコンテストとなるという情報を得て,私は,てっきり,他のコンテスト同様に,アーノルドクラシック 2021の優勝者及びその順位に付与されるポイントにてオリンピア 2021の出場者を決定するのだと思っていました.

しかし,今回の情報から言えるのは,優勝者,しかも,カテゴリーも男子のオープンクラスボディビルディングに限定しています.そのため,アーノルドクラシックからオリンピア 2021に出場できる門戸はかなり狭いということができます.

その他のカテゴリー,及び順位についてはオリンピア 2022へ出場のためのポイント

次に,その他のカテゴリー,すなわち,クラシックフィジーク,フィットネス,ビキニでの順位はオリンピア 2022へ出場のためのポイントとなります.

これが前述したことに関連しますが,アーノルドクラシック 2021のクラシックフィジーク,フィットネス,ビキニでの優勝者はオリンピア 2021に出場することができません.その代わりに,これらのカテゴリーでは,この優勝がオリンピア 2022の出場権となります.

また,これに関連して,オープンクラスボディビルディング,クラシックフィジーク,フィットネス,ビキニにおける2位から5位の選手のポイントは,2022年に持ち越され,オリンピア 2022出場のためのポイントとなります.

オープンクラスボディビルディングだけが”特別扱い”の理由

今回の情報から,オープンクラスボディビルディングだけ特別扱いをされている印象を受けますが,恐らくそれは間違いないでしょう.

そもそも,アーノルドクラシックですが,正式名称としては,Arnold Sports Festivalになり,非常に多数のスポーツイベントが行われる催し物になります.その中に,ストロングマンやボディビルディングがあり,ボディビルディングがメインイベントという位置付けになります.

ボディビルディングの中でも,アーノルドクラシックでは,往年のボディビルディングの名選手であるArnold Schwarzeneggerの名前を冠していることから,彼も過去に出場していた (というよりも,昔はこのカテゴリーしかなかったのですが…)オープンクラスボディビルディングは特別扱いされているのでしょう.

今回の決定ですが,私個人的な意見としては,オリンピア主催者側とアーノルドクラシックの主催者側で結構揉めたのではないかと考えています.と言いますのも,当初,アーノルドクラシック 2021で優勝してもオリンピア 2021には出場できないことが決まっており,今回の決定は「後からねじこんだ感」が強いためです.当初は,全カテゴリー優勝者がオリンピア 2021出場になることを想定していたことが考えられますが,この辺はアーノルド側が妥協して今回の結論に至ったのではないでしょうか.

終わりに…

単純な疑問ですが,オリンピア 2021の出場権をすでに獲得している選手が優勝した場合,どの様な措置になるのでしょうか.

そのまま優勝となるのか (そうなると,優勝しても2022年のコンテストにメリットがないですよね),大きな疑問ですね.

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