オリンピア 2020のメンズフィジークが終了しました.男子のカテゴリーの中で最多の出場選手を誇り,競技者のレベルが拮抗していた本カテゴリーでは誰が優勝したのでしょうか.
今回は,オリンピア 2020のメンズフィジークの結果を皆さんとシェアしたいと思います!
オリンピア 2020 メンズフィジーク結果
オリンピア 2020 メンズフィジークの結果ですが,以下の通りです.
- 1位:Brandon Hendrickson
- 2位:Raymont Edmonds
- 3位:Kyron Holden
- 4位:Jeremy Potvin
- 5位:Andrei Deiu
- 6位:Andre Ferguson
- 7位:Carlos DeOliveira
- 8位:Ryan Terry
- 9位:Rodrigue Chesnier
- 10位:Anthony Gilkes
1位:Brandon Hendrickson
1位は,Brandon Hendrickson (ブランドンヘンドリクソン)でした.オリンピア 2018でも優勝しているため,これで2勝目になります.
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ブランドンヘンドリクソンは,皆さんの多くもご存知の通り,連覇を狙ったオリンピア 2019ではまさかのコンディションで3位に終わりました.その理由としては,オリンピアの開催前に行われるエキスポなどで肉体的な疲労が大きかったことを挙げていました.
2020年度は,新型コロナウイルスの影響で,例年の様なエキスポは行われていないという話ですから,それが彼にとって有利に働いた可能性が大いにあります.
それにしても,やはり,コンディションをもってきたブランドンヘンドリクソンは流石の強さですね.
2位:Raymont Edmonds
2位は,Raymont Edmondsでした.2019年から1ランクダウンになります.
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ブランドンヘンドリクソンに敗れはしましたが,個人的な感想としては,正直,1位と2位の間にはほとんど差がない様に感じました.
実際に,サイズで見れば,Raymont Edmondsのサイズ感は別次元でしたし,コンディションもかなり良かったです.ただ,ブランドンヘンドリクソンとRaymont Edmondsの両者で差が着いたのは,私が危惧していた通り,「メンズフィジークとは」というジャッジの根幹にあるもので,やはり大きすぎる選手は評価しないという様なものがあるのではないかと思います.
3位:Kyron Holden
3位は,Kyron Holdenでした.昨年から同順位をキープです.
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昨年と同様に非常に素晴らしい仕上がりでした.
入れ替わり立ち替わりの激しいメンズフィジークというカテゴリーにおいて,2年連続で3位を獲得したということはKyron Holdenにとって大きな自信になったと思われます.
4位:Jeremy Potvin
4位は,Jeremy Potvinでした.
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名前でお気づきの通り,彼は,過去に4度オリンピアのメンズフィジーク部門で優勝したジェレミーブエンディアの弟になります.
彼は,2018年のオリンピアで10位にランクインし,2019年はオフシーズンにすることで2020年に備えてきた様です.
予選の時から,そこまで高身長でないのに非常に目立った選手がいるという印象があったのですが,まさか,Jeremy Potvinだったとは…!やはり,兄譲りのこのストラクチャーはメンズフィジークというカテゴリーでは非常に評価が高いのでしょう.
5位:Andrei Deiu
5位は,Andrei Deiuでした.全くのノーマークでした.
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彼は,表彰式のときに並んだところを比較すると分かりますが,身長が180 cmと非常に大柄な選手になります.
彼については,以前から認知しており,Evogenが公開しているトレーニング動画を見ているときにハニーランボットとトレーニングをしていたメンズフィジークの選手でした.当時は,まだ無名でしたが,数年でオリンピアのトップ6に入ってしまうとは,驚くべき資質ですね.
終わりに…
世界的に人気のあるメンズフィジークは,やはり,毎年レベルが上がってきていると感じており,トップ選手にはほとんど大きな差がないため,ジャッジは非常に難しいと思います.
ブランドンヘンドリクソンについては,一度オリンピアのタイトルを逃してからカムバックするのは過去のオリンピアの歴史から容易でないことが分かるため,非常に素晴らしいと思いました!