新型コロナウイルスに揺れたアーノルドクラシック2020 in コロンバスオハイオが全日程を終了しました.
今回は,アーノルドクラシックでのボディメイキング競技について振り返ります.
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ビキニ部門
以下がビキニの順位になります.
1位:Elisa Pecini
2位:Angelica Teixeria
3位:Janet Layug
優勝したElisa Pcini選手はブラジルの選手であり,若干23歳という若さながら昨年のオリンピアに次ぐ優勝であり,まさしくトッププロと言うに相応しい選手です.
このあばらが浮き出る素晴らしいコンディションを出すために,毎日1200kcalしか食事を取らないようです….信じられない精神力だと思います.
フィットネス部門
以下がフィットネスの順位になります.
1位:Missy Truscott
2位:Arkei Khadr
3位:Tiffany Chandler
優勝はしたMissy Truscott選手は,アメリカ出身の選手であり,2019年のオリンピアでは2位に輝くなど女子フィットネスの部門におけるトップ選手です.
やはり,ビキニと比べるとより筋肉質な身体になりますね.女性でこれだけの身体を作り上げるのは並大抵の努力では成し遂げられないと思います.
ウーマンズフィジーク部門
以下がウーマンズフィジークの順位になります.
1位:Natalia Abraham Coelho
2位:Anne-Lorraine Mohn
3位:Margita Zamolova
優勝したNatalia Abraham Coelho選手はビキニを制したElisa選手と同様にブラジル出身の選手であり,1996年生まれの24歳です.24歳という若さながら既に2回アーノルドクラシックを制したことになります.
こうしてみると,ブラジルは女子選手で非常に能力の高い選手が多いですね.
やはり,女子フィジークとなると,身体に女性らしさはのこりつつも,非常に力強いのが印象的ですね.
メンズフィジーク部門
以下がメンズフィジークの順位になります.
1位:アンドレファーガソン
2位:ブランドンヘンドリクソン
3位:スティーブンカオ
優勝したのはアンドレファーガソンです.ミスターオリンピア 2019では,惜しくもRaymont Edmondsに敗れたため,一位の座を虎視淡々と狙っているでしょう.
アンドレファーガソンに敗れたブランドンヘンドリクソンは,ミスターオリンピア 2019と比較するとコンディションは良かったのですが,特にミッドセクションのセパレーションの深さでアンドレファーガソンと差がついてしまったと思います.
左がブランドンヘンドリクソンです.それにしても,アンドレファーガソンの腹筋が半端ないですね.
ちなみにですが,フィジーク競技ですので大腿部は採点対象にはならないのですが,アンドレファーガソンのあまりにも発達した大腿を見て,アーノルドは「大腿も見せたら?」とからかっていましたね.
クラシックフィジーク部門
以下がクラシックフィジークの順位になります.
1位:Alex Cambronero
2位:Terrence Ruffin
3位:Steve Laureus
優勝したのはAlex Cambroneroです.クラシックフィジークは,1-3位が5,10,15ポイントと結構な接戦だったと思います.
まずは,優勝したAlex Cambroneroです.
次に,2位のTerrence Ruffinです.
最後に3位のSteve Laureusです.
見ていて感じたのは,特に上位2選手は非常に甲乙付け難かったですね.Steve Laureusは高身長の選手で今後に期待という感じですね.
オープンクラスボディビルディング部門
以下がオープンクラスボディビルディングの順位になります.
1位:ウィリアムボナック
2位:デキスタージャクソン
3位:ビッグラミー
4位:スティーブククロ
5位:セルジオオリバジュニア
6位:セドリックマクミラン
今大会で一番センセーショナルだっとのは,やはりセルジオオリバジュニアでしょう.往年の「オリバポーズ」は非常に感慨深いものがありましたね.
また,注目選手に挙げさせていただいた選手の一人であるジョニージャクソンは13位と振るいませんでした.これから,また競技を続行するのか注目が集まります.
オープンクラスに関しての詳細は以下の記事をご覧ください.
終わりに…
アーノルドクラシック 2020 in コロンバスオハイオが無事開催されて良かったというのが個人的な感想です.
来年のアーノルドクラシックは,今年の様な事態にならない様に願うばかりですね.