ハフソーユリウスビョルンソンの強打を腹筋で受ける猛者が現る

ストロングマンで活躍していたHafþór Júlíus Björnsson (ハフソーユリウスビョルンソン)は,Eddie Hall (エディホール)とのボクシング対決に向けて体重を絞っていましたが,エディホールが上腕二頭筋を切ってしまったことで両者の対決は持ち越しとなってしまいました.

ボクシング対決のために体重を落としたハフソーユリウスビョルンソンは,エディホールとの対決をまつ間位に間に様々なことにチャレンジしているのですが,今回,彼がその一環でTeofimo Lopezという元プロボクサーの腹筋を強打している衝撃的な動画を見つけたため皆さんとシェアしたいと思います.

Teofimo Lopezとは

Teofimo Lopezは,1997年のアメリカ生まれのプロボクサーであり,身長は173 cm,体重は調べると135 lbs (=約61.2 kg)です (この135 lbsというのは,彼のカテゴリーであるライト級の上限体重にあたることから,普段はもう少し体重は重いと考えられます.).

 

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彼は,2016年にプロデビューを果たしてから17戦16勝1敗12KOという驚異的な成績を誇り,2020年に史上最年少でライト級の4団体統一王者となった様です.

このことから分かる通り,とんでもない実力者であり,そんな彼がハフソーユリウスビョルンソンのパンチを腹筋に受けるというのが今回の話になります.

ハフソーユリウスビョルンソンがTeofimo Lopezの腹筋を強打する動画

ハフソーユリウスビョルンソンがTeofimo Lopezの腹筋を強打する動画ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,FightHype.comというボクシングyoutubeチャンネルになります.

今回の動画では,まず,ハフソーユリウスビョルンソンがTeofimo Lopezの腹筋を強打し,その後に,Teofimo Lopezがハフソーユリウスビョルンソンの腹筋を強打するというものになっています.

ハフソーユリウスビョルンソンは,身長が205 cmでかつては体重が200 kg以上あったのですが,冒頭で述べた通り,ボクシング対決に向けて減量を行い,現在は体重は150 kg程度の様です.

つまり,両者の間には30 cm近くの身長差,90 kg近くの体重差があるということになります.ハフソーユリウスビョルンソンは,ボクシング選手ではないことから,パンチングも正直無駄が多い様に見受けられますが,それでも,デッドリフトで501 kgを挙上する選手です.パンチで重要なのは背筋になりますから,動画を見れば分かる通り,彼のパンチはとんでもないことになっていることが容易に推察されます.

参考までに,彼とボクシング対決をする予定だったエディホールは,自身のパンチ力を測定すると113999Franklin/s,つまり,kgに換算して113.999 kgですから,これと同等のパンチをTeofimo Lopezは受けたということになります.

ハフソーユリウスビョルンソンはまだ伸び代がある

今回の動画を見ていて感じたことが,ハフソーユリウスビョルンソンがボクシングを始めて間もないのにも関わらず,とんでもないパンチを繰り出していること,また,彼にはまだ伸びしろがある点です.

これについては,Teofimo Lopezと比較すると明確ですが,パンチを打ち込むときは相手に対して真っ直ぐ打った方がパンチの速度が落ちずに強いパンチを打つことができますハフソーユリウスビョルンソンはパンチをやや円弧を描く様な軌道で打っており,少々,無駄が多い様に見受けられました.彼の場合,力がありますから,この様な軌道でもとんでもない破壊力を実現することができますが,彼がTeofimo Lopezの様なシャープなパンチを打つことができれば,エディホールと戦ったときにもぐっと勝利が近づくのではないかと勝手に想像してしまいました.

それにしても,逆に言えば,30 cm近くの身長差,90 kg近くの体重差があるなかで相手がのけぞる様なパンチを打てるTeofimo Lopezはさすがであると感じました.

終わりに…

今回の動画ですが.ボクシング対決ならまだしも,静止した状態でフルパワーのパンチを腹筋で受けるというのが衝撃的すぎました (しかも,30 kg以上の体重差がある中で.).

ただ,これはTeofimo Lopezだからこそできるので,真似をしない様にしましょう.

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