IFBBエリートプロリーグの中でも特に優れた選手として認識されるMichal Krizo Krizanek (Michal Krizo)ですが,実際,彼のIFBBプロへの転向可能性はどうなのでしょうか.
今回は,Michal KrizoのIFBBプロへの転向可能性について考えたいと思います.
Michal Krizoの直近のコンテスト成績
Michal Krizoの直近のコンテスト成績ですが,この記事を最初に投稿した時点では,彼が最も直近で出場したコンテストは,2021 Siberian Power Showになります.
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前評判通り,彼はこのコンテストで優勝しました.
今回のコンテストと合わせて,彼のこれまでの戦績は以下の様になります.
- EVLS Prague Pro (2017):1位
- Elite Pro Spain (2018):1位
- Elite Pro Czechia (2018):1位
- Elite Pro Australia (2018):1位
- Arnold Classic Europe (2018):1位
- Elite Pro Word Championship Benidorm (2018):1位
- Elite Pro Malta (2019):1位
- Arnold Classic Africa (2019):1位
- Arnold Classic Europe (2019):1位
- World Professional Championship (2019):4位
- Elite Pro Cancun (2019):1位
- Arnold Classic Europe (2020):1位
- Siberian Power Show (2021):1位
こうしてみると分かる通り,2017年から2021年にかけて13回のコンテストに出場しており,その中で12回優勝するという離れ業を見せています (IFBBプロリーグと比較すると,出場しているコンテストの数がかなり多い気がしますが,それは個人差があるのだと考えられます.).
それでも,これだけコンテストに出場してこれだけ優勝しているわけですから,正直,IFBBエリートプロのリーグには敵がいない状態なのではということが予想されます.
そうなると,やはり,気になるのが,彼のIFBBプロへの転向です.
Michal KrizoのIFBBプロ転向可能性
Michal KrizoのIFBBプロ転向可能性ですが,正直なんとも言えないというのが実情だと思います.ただ,彼自身が「もっと身体を成長させたい」という希望や,「より拮抗した戦いをしたい」という希望があるのならば,IFBBプロに転向した方が良いのではと感じます.
これは,やはり,IFBBプロリーグとIFBBエリートプロリーグの差に起因することで,IFBBエリートプロリーグは創設されてからまだ間もないということもあり,やはりIFBBプロの方がレベルが高いという特徴が挙げられます (ただ,その分,IFBBプロリーグはドーピングに関して寛容的な側面があるため,一概にはどちらが優れているの判断することは難しいと思います.).
実際,彼がIFBBプロに転向した場合を想定すると,トッププロと競っても非常に良い試合をするのではないかと感じてしまいます.ただ,やはり,彼がコンテストの直前期にSNS上で公開していた彼の身体と,実際にコンテストに出場した彼の身体を比較すると,コンテスト直前の方が良い様な感じもするため,もし,彼が本当にIFBBプロに転向してコンテストに出場するならば,今以上にコンディショニングに気を付ける必要があるのではないかと感じました.
終わりに…
ここ約5年間のうち,Michal Krizoが出場した14回のコンテストの中で13回優勝するということは,IFBBエリートプロリーグの中でも彼の実力が如何に突出しているのかが分かるかと思います.
これだけ,IFBBエリートプロリーグで敵なしの状態ならば,以前までのアマチュアリーグとプロリーグの関係性ならば,彼がIFBBプロリーグのコンテストに出場するということももしかしたら可能だったかもしれませんが,現在の様にプロとアマチュアが犬猿の仲であることを考えると非常に難しいのかもしれません.
そのため,Michal KrizoがIFBBプロリーグ主催のコンテストに出場するためには,やはり,規程通り,IFBBプロカードをとってからという段階を踏むことが必要そうですよね.