日本人だけのプロクオリファイに！ジャパンクラシック 2020詳細

日本人のプロボディビルダーである山岸秀匡千選手とオリンピアにおいて，前人未到の10連覇を成し遂げた女子ボディビル界のレジェンドであるIRIS KYLEが主催するプロクオリファイこそHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC (ジャパンクラシック)になります．

そのジャパンクラシックの開催の詳細について，非常に興味深い情報が入ってきました！

今回は，ジャパンクラシック 2020の開催の詳細について皆さんとシェアしたいと思います！

2020/09/06追記：

ジャパンクラシック 2020の結果は以下の記事をご覧ください．

ジャパンクラシック 2020の開催要項について

今回の情報ですが，FWJの公式ウェブサイトによります (2019年のジャパンクラシックの名称はHIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC 2019でしたが，トレーニングマシンのメーカであるEVOLGEARが山岸秀匡選手とスポンサー契約を結んだこともあって (大会に協賛している可能性も高いですね．)，EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICという名称になっていますね．)．

情報をまとめますと以下の様になります．

EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSICは9/5に開催
開催場所は市川文化会館大ホール
9/4の午前はRegionalショー，午後はプロクオリファイ
ホスト国 ( = 日本)に所属する選手のみ出場可能※
ビキニ，フィギュア，メンズフィジーク，クラシックフィジーク，ボディビルディングを開催

※日本国内の米軍基地に在留しているアメリカ軍人の方，日本に在留許可証を持っている方は除く．

今回の最大の目玉は，なんといっても4点目の「ホスト国 ( = 日本)に所属する選手のみ出場可能」という点でしょう．

2020年のジャパンクラシックは原則日本人のみへ

ジャパンクラシックは，IFBBプロリーグの中ではプロクオリファイという位置付けであるため，基本的には，自身の出身国でのReginalショーを当該年度に一度でも出場していれば世界各国の選手が出場することができました (実際に，現在ではIFBBプロのカネキンさんも，プロカードを取得したのはカリブ海のバミューダ諸島のCARIBBEAN GRAND PRIX BERMUDAでしたもんね．これとは逆に，海外の方も日本のプロクオリファイに出場できるということです)．

以上より，今年のジャパンクラシックは，原則日本人のみ出場することのできるナショナルプロクオリファイとなる様です．そのため，出場選手は以下を満たす必要があります．

FWJカード及び NPC Worldwid card の登録が済んでいること
日本の住民基本台帳に記載があること
本籍、国籍が日本であり住居があっても9月5日前までに90日以上日本に在留している必要がある
外国人で在留許可証を持ち、90日以上日本に在留していること
米軍基地に在留している軍関係者は在留期間は問わないが，軍の身分証明証を提示する必要ある
日本人以外の外国人は在留を証明する為に必ず在留許可証とパスポートを提示し、在留期間を確認する

以上を考えると，出場できる方は非常に限られると思います．

今回のジャパンクラシックですが，「5枚のプロカードが出る」ということが売りであるため，ビキニ，フィギュア，メンズフィジーク，クラシックフィジーク，ボディビルディングの5種目のオーバーオール1位にのみプロカードが出ると考えるのが自然です．

近年，日本で非常に人気のあるメンズフィジークにおいて，日本人を含めアジア人は非常に活躍していました．しかし，特にボディビルディングでは，日本人を含むアジア人の活躍には海外の選手の厚い壁が立ちはだかっていました．また，日本は，アジア地域においてボディメイキングという観点では遅れがちであり，事実，JBBFの国際大会などを見てみてアラブ系の西アジアの選手や韓国の選手などの活躍が目立っていました．2020年のジャパンクラシックでは，基本的にはその様な地域の選手の方が出場できず，日本人にとって非常にチャンスが広がったということが言えます (ただ，半面，ここでプロカードを取得すると，後にSNS上でなんらかの誹謗中傷をされそうですよね (あのカネキンさんですら，海外の知名度が高くないコンテストでプロカードを取得して誹謗中傷がありましたし…．)…．)．