日本でも大変人気の高い競技であるメンズフィジークにおいて「誰が一番か」というコンテストの基に行われるのがメンズフィジーク東京プロになり,なんと,優勝者にはオリンピア 2021の出場権が与えられます.
今回は,メンズフィジーク東京プロの出場者を皆さんとシェアしたいと思います!
メンズフィジーク東京プロ出場者
メンズフィジーク東京プロの出場者リストですが,以下の通りになっています.
- 市川信行
- エドワード加藤
- 小池友仁
- 佐藤正悟
- 田口純平
- 竹本直人
- 廣川翔一
- 湯浅幸大
以上の選手に加えて,カネキンこと,金子駿選手がエントリーしていたのですが,残念ながら,新型コロナウイルスの感染により出場を辞退しました.
今回は,注目のコンテストということもあり,全ての選手を紹介して参りたいとおもいます.
市川信行選手
まずは,市川信行選手です.
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市川選手ですが,ジャパンクラシック 2020のクラシックフィジークカテゴリーでIFBBプロになった選手なのですが,今回は,メンズフィジークでのエントリーになります (私の記憶が正しければ,ジャパンクラシック 2020ではメンズフィジークでもエントリーしていたはずです.).
彼の特徴といえば,「ずっしりとした身体」であり,クラシックフィジークでプロカードを取得したことからサイズというのは素晴らしいものがあります.ただ,メンズフィジークのジャッジ基準はクラシックフィジークと大きく異なることから,クラシックフィジークの選手がメンズフィジークで活躍できるという単純な構図ではないでしょう.
エドワード加藤選手
次に,エドワード加藤選手です.
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エドワード加藤選手ですが,2021年のジャパンクラシックでプロカードを取得した選手です.
エドワード加藤選手ですが,メンズフィジークはVテーパー (Tテーパー)を高く評価することから,彼の肩というのは非常に特徴的です.彼は,肩にばかり注目が集まりがちですが,他の部位ももちろん素晴らしく,特に背中については肩がすごすぎてあまりスポットが当たりませんが,非常に素晴らしいです.
彼は,肩が良いためフロントポーズを活かしたいところですが,大胸筋の発達に課題があるため,今回のコンテストではそれがジャッジにどの様に影響するか注目です.
小池友仁選手
次に,小池友仁選手です.
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JINこと,小池友仁選手ですが,ジャパンクラシック 2019でプロカードを取得した選手になります.
彼は,上半身のサイズとウエストの細さが良い意味で”釣り合っていない”選手です.基本的に,サイズが付いていくとウエストラインは太くなっていってしまうのですが,彼の場合は上半身のサイズは今回の出場者の中でもトップ1,2を争う位素晴らしい一方で,ウエストのラインは細いという非常にメンズフィジークには有利な体型になっています.
この体型を活かすためには,本番に持ってくるコンディションが課題となるでしょう.
佐藤正悟選手
次に,佐藤正悟選手です.
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佐藤正悟選手ですが,ジャパンクラシック 2020でプロカードを取得した選手になります.
一般的に,バランス型の選手と形容される佐藤選手ですが,確かに,ポージング,仕上がり,カラーリングとどれをとっても隙がない選手になります.ただ,個人的に思うことが,基本的に彼はコンディションがいつも良いため,それに比例して身体のサイズもかなりある様に見えるんですよね.
彼は仕上がりを外すことが少なく,サイズもあるあため,個人的には優勝候補一人なのかなと考えています.
田口純平選手
次に,田口純平選手です.
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田口純平選手ですが,2018年にラスベガスで行われたアマチュアオリンピアでプロカードを取得した選手になります.
彼は,日本人のフィジーカーでIFBBプロカードをかなり早い段階で取得し,サイズというよりはプロポーションで勝負する選手になります.そのため,他の選手と比較すると,どうしてもサイズ不足感が否めず,近年のサイズ重視のジャッジ基準だとどの様に評価されるのか注目が集まります.
竹本直人選手
次に,竹本直人選手です.
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竹本直人選手ですが,田口選手と同じく,2018年にラスベガスで行われたアマチュアオリンピアでプロカードを取得した選手になります.
彼のトレーニング動画を見たことがある人ならわかるかと思いますが,フィジーカーにも関わらず,とんでもない重量でスクワットをしていたりと,今回の出場者の中では最もサイズがある選手になります.
彼の課題ですが,間違いなくコンディションになります.上の投稿でもわかりますが,コンディションは悪くはないのですが,近年のフィジーカーのコンデションの基準から考えると少し甘い感じがします.彼はウエストラインが細い選手ではない分,コンディションが生命線となるわけですが,そのコンディションが甘いと,やはりコンテストで上位に食い込むのは難しいと思います.
廣川翔一選手
次に,廣川翔一です.
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(今回のコンテストに向けて身体を公開しているわけではないため,彼がプロカードを取得したときの肉体になります.)
廣川翔一選手ですが,ジャパンプロクオリファイ 2020でプロカードを取得した選手になります.
彼は身長は決して高くないのですが,筋肉が非常につまっている印象が強く,プロポージョンで勝負するというよりは筋肉の密度で勝負する選手になります.このため,プロポーションも重要となるメンズフィジークというカテゴリーで,プロカードを取得するのに少々時間がかかりましたが,近年のジャッジの潮流ではメンズフィジークでもサイズを重視していますから,彼がどこでまで活躍できるか注目です.
湯浅幸大
最後に,湯浅幸大選手です.
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湯浅幸大ですが,2019年に北京で行われたアマチュアオリンピアでプロカードを取得した選手になります.
NPCJ (現在のFWJ)にIFBBプロカードの門戸が開かれたとき,彼が最も最初にプロカードを取得するだろうと言われていた位,彼の実力は素晴らしく,実際,プロカードを取得するのには少々時間がかかってしまいましたが,プロ初戦となったジャパンプロ 2019では唯一,海外の選手とも互角に渡り合った選手になります.
彼は,トータルのパッケージが非常に素晴らしく,特にサイズに関しては他の選手に劣りますが,全体の身体として判定したときに評価が高くなります.
終わりに…
メンズフィジーク東京プロ出場者ですが,改めて見て,大変豪華であることがわかります.
優勝者はオリンピア 2021出場になりますから,かなり注目ですね!