オリンピア 2020のクラシックフィジークで5位に入賞したBryan Jonesですが,オリンピア 2021に向けてかなり良い仕上がりを見せています.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!
Bryan Jonesとは
Bryan Jonesは,1990年アメリカ生まれのクラシックフィジークの選手であり,身長は約178 cm,体重は98-100 kgになります.
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彼は,恐らく,2018年にプロに転向しており,一貫してクラシックフィジークのカテゴリーで活躍しています.主な戦績ですが,2018年,2019年に行われたUltimate Warriors Pro Classic Physiqueでそれぞれ4位と中々結果が出なかった中で,2020年のChicago Proで優勝しオリンピア出場権を獲得すると,初出場となったオリンピア 2020では冒頭でも述べた通り5位に入賞します.
以上で分かる通り,Bryan Jonesはほとんどコンテストに出場していないことから,彼の実力を推し量るのは中々,難しいものがありますが,それでもオリンピア 2021に向けて非常に素晴らしい状態を披露しています.
Bryan Jonesの近況アップデート
Bryan Jonesがオリンピア 2021に向けて披露した近況としては以下の投稿が参考になります.
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この投稿は,2021/08/31にされたものであり,オリンピア 2021から約1か月前の投稿となります.前述した通り,Bryan Jonesの身長は約178 cmと比較的,高身長であり,この身長は185 cmあるChris Bumstead (クリスバムステッド)と170 cmのBreon Anslyのちょうど中間位にあるのですが,かなり脚が長く見えるのが特徴的です.
実際に,彼より高身長であるクリスバムステッドと比較すると脚が長いということが明確に分かると思います.
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脚が長いということは,ボディメイキング界では不利には働くことが多い中で, Bryan Jonesは脚の弱さというのをほとんど感じさせません.
また,上半身もかなり素晴らしいことがわかります.大胸筋は,比較的発達が遅れると言われることが多い大胸筋上部までしっかり筋肉が詰まっており,上腕二頭筋もサイドポーズをでここまで大きいわけですから,フロントポーズを取った時の上腕二頭筋のピークも言わずもがな素晴らしいことが言えます.
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(上腕二頭筋のピークについては,若干左右差がある様に見受けられますが,それでもとんでもない大きさですよね.左腕の上腕二頭筋のピークに関しては,ピークが急峻すぎて画像で加工しているかの様に見えます.)
以上だけを見ると,全く隙のない様に見えるBryan Jonesですが,弱点もあり,まずは背中でしょう.
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Bryan Jonesの背中ですが,明らからに凹凸感が少ないことがわかります.クラシックフィジークの選手であるため,ボディビルディングの様な凸凹感が要求されているわけではありませんが,それでも,上位の選手,例えばBreon Ansleyと比較すると圧倒的に足りないことがわかると思います.
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(Breon Ansleyが凄すぎるというのもありますが….)
次に,カーフでしょう.Bryan Jonesの脚は,高身長なのにも関わらず,非常に素晴らしいと述べましたが,カーフに関してはフラット感が強く,ここは大きな改善が必要であると感じます.カーフに関しては,クリスバムステッドは抜群に強く,トップ3を狙うならこの辺も改善が必要だとお思います.
終わりに…
Bryan Jonesですが,弱点はあるものの,高身長でここまで筋肉が発達しているとプロポーションが非常によく見え,非常にクラシックフィジーク向きであると感じました.
彼は,前述した通り,コンテスト経験がそこまであるわけではありませんから,あとの懸念事項といえば,本番のコンディションでしょう.