アーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオに出場予定だったLionel Beyekeが同コンテストを欠場するという情報が入ってきました.
今回は,この情報から考えられることについて皆さんとシェアしたいと思います.
Lionel Beyekeとは
Lionel Beyekeは,1980年フランス生まれのプロボディビルダーであり,身長は約178 cm,体重は約107-111 kgです.
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彼がプロに転向したのは2010年になり,オリンピアには2012,2013,2017に出場していますが,その順位は,それぞれ10位,10位,11位と今ひとつ殻を破れない選手とも表現することができます.
彼のキャリアのハイライトとして最も有名なコンテストの一つに,彼がアマチュア時代に出場したアーノルドクラシック 2009が挙げられ,そのコンテストではRoelly Winklaar (ローリーウィンクラー)に次ぐ2位に入賞しました.
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(この投稿がアーノルドクラシック アマチュア 2009のものになります.)
Lionel Beyeke アーノルドクラシック 2021欠場の情報
Lionel Beyekeのアーノルドクラシック 2021欠場の情報ですが,彼の以下のインスタグラムの投稿によります.
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この投稿から,Lionel Beyekeがアーノルドクラシックを欠場する理由ですが,怪我ではないということがわかります.
“Unfortunately, the scourge of the virus has prevented French citizens from gaining entry into the US in time for me to compete and achieve my objectives. One of these objectives that I have not been able to fulfill is to be able to participate in the Arnold Classic 2021 this year. This is a regret that I must put behind me as I continue to work hard to be even better for the upcoming competitions which I hope to be be able to attend…
残念ながら,私は競技に出場することを目的としていましたが,新型コロナウイルスの惨劇によりフランス人は米国に入国することができませんでした.アーノルドクラシック2021に参加することができなかったのは,その原因になります.この悔しさをバネにして、次の大会に向けてより一層の努力をしていきたいと思っています….
Lionel Beyekeは,2020年も新型コロナウイルスの影響で満足にトレーニングすることができなかったという話を聞いたことがあるため,悉く,新型コロナウイルスの影響を受けている印象が強いです.
Lionel Beyekeの欠場理由から考えること
Lionel Beyekeの欠場理由から考えることですが,他の選手がどうなっているのか非常に気になるところです.
今回のLionel Beyekeの欠場理由ですが,オリンピア 2020ではNathan De Ashaが同様の理由で欠場しており,他選手も煽りを受ける人が中にはいるのではないかと考えてしまいました.
この問題について,アメリカの現在の入国の情報を調べてみたところ,以下の様な記述がありました.
米国入国前14日以内に下記の国々での滞在歴がある外国人は米国への入国が禁止されています。
参考:https://www.tokutenryoko.com/news/passage/12849#entry_restrictions
(閲覧日:2021/09/16)
この国の中にフランスが含まれており,これでLionel Beyekeは欠場を決めたのだと思います.ただ,今回の記述から明らかな通り,米国入国前14日以内に該当しない国にいれば入国できるということなので,この様な措置を取ってまで今回の入国を決めなかったのは大人の事情があるのでしょう.
終わりに…
2020年の事例から明らかな通り,ロックダウンが発生すると高確率で出国ができなくなるわけですから,できるだけはやくアメリカに入国するのが重要であるということですね.