多くの人の期待を背負ってIndy PRO 2021,NY PRO 2021に出場したBlessing Awodibu (アワディブ)ですが,それぞれ,3位,6位となり,残念ながら大方の期待を裏切る形となってしまいました.
そんなアワディブですが,NY PRO 2021以降の2021年のコンテストは出場しないという情報が入ってきました.
その情報を皆さんとシェアしたいと思います!
アワディブ,次戦は2022年以降か
アワディブの次戦が2022年以降になるという情報ですが,海外トレーニングニュースサイト Fitness Voltの記事に以下の様な記述がありました.
After an initial comment on Instagram suggesting as much, Blessing revealed directly to Fitness Volt that he does not plan on competing again in 2021. This means that he will not be doing the California Pro, as he had originally planned.
= Instagramでの最初のコメントの後,BlessingはFitness Voltに直接,2021年に再びコンテストに出場する予定はないことを明らかにしました.これは,当初の計画どおり、CaliforniaProに出場しないことを意味します.
一般的に,多くのIFBBプロリーグのボディビルダーは,オリンピアに出場するために各コンテストに出場し,良い成績を収めることでポイントを稼ぎます.そのため,今回,アワディブ自身もIndy PROとNY PROで行っていましたが,コンテストが立て続けにある場合は,両方に出場してポイントを稼ぐということを実施するケースが多いです (その方が減量のことを考えると楽ですもんね.).
そのため,NY PRO 2021の2週間後の2021/05/29に行われるCalifornia State Championshipsでは,NY PRO 2021に出場した選手も何人かは出場予定の様なのですが,アワディブはこのコンテストを含め,以降の2021年のコンテストは出場しない様です.
この決定ですが,Indy Pro 2021,NY PRO 2021に出場することで,彼自身の課題が明確化したためであると考えられ,2021年はこれ以上コンテストに出場しても芳しい成績を収めることができないと判断したと考えられます.
アワディブとNick Walkerのその後
NY PRO 2021に向けて,SNSを通じて,激しい舌戦を繰り広げていたアワディブとNick Walkerですが,蓋を開けてみると,Nick Walkerの圧勝で幕を閉じました.
当初,非常に強気の発言を繰り返していたアワディブですが,Nick Walkerの優勝を受けて以下の投稿を行っています.
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今回の投稿でアワディブが何を言っているのか要約すると,まずは,優勝したNick Walkerを素直に褒めたたえるとともに,NY PROでお互いの戦いが終わりではなく,またいつかリベンジしたいという旨が書かれています.
このアワディブの投稿ですが,ノーサイドという表現を使うと非常に聞こえが良い様に思えますが,実際にアワディブが行ってきたNick Walkerへの挑発の数々,Indy PRO,NY PROに向けた非常に自信ありげな発言の数々を考慮に入れると,なんだか釈然としないのは私だけなのでしょか.
また,ファンに向けて以下の様な投稿を行っています.
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私が気になったのは,彼自身がIndy PROからNY PROに改善しようとした過程において,試行錯誤の結果失敗し,「ゲストポージングでの様な身体になってしまった」と述べているところです.単純に,このことを報告するのは良いと思うのですが,文末に”lol”という文字があることで,アワディブ自身がこの事態をどの程度真剣に考えているのか,少々疑問に感じてしまいます.
基本的には,スポンサーが付いてIFBBプロというのは生計を立てているわけであり,この様な投稿をしてしまうのは,正直言ってスポンサーに対する配慮が足りなさすぎると思います (SNSで大人気の彼ですから,それでスポンサーがいなくなっても困らないというのは事実ですが,そこまで気が回らないのはどうなのかなと感じてしまいました.).
以上から,私個人としては,アワディブの人間的な成長に関して少々疑問を感じてしまう大会後の投稿でした.
終わりに…
アワディブの課題は明確であり,明らかにサイズ,特に脚回りになります.ウエスト周りについては,正直かなり素晴らしいため,脚のサイズ及び背中の分厚さを改善することができれば,かなり怖い存在になりそうですよね.