パトリックムーア,優勝!カリフォルニアプロ 2021結果

カリフォルニアプロ 2021 パトリックムーア

California Pro (カリフォルニアプロ) 2021が行われ,Patrick Moore (パトリックムーア)が初優勝しました.

今回は,カリフォルニアプロ 2021の結果を皆さんとシェアしたいと思います!

カリフォルニアプロ 2021結果

カリフォルニアプロ 2021結果ですが,以下になります.

  • 1位 Patrick Moore
  • 2位 Mohamed Shaaban
  • 3位 Hassan Mostafa
  • 4位 Mohamed El Emam
  • 5位 Eddie Bracamontes
  • 6位 An Nguyen
  • 7位 Camilo Diaz
  • 8位 Fred Small
  • 9位 Stephen Frazier
  • 10位 Dorian Abrams

それでは,詳細な結果を見ていきましょう.

1位 Patrick Moore

優勝は,パトリックムーアでした.

パトリックムーアですが,コンディションは間違いなくトップ3の中で最も良かったと言えます (相変わらず,ウエストラインを含めストラクチャーが素晴らしかったですね.).また,課題であるサイズに関してですが,腕,肩周りがかなり良くなったことにより,フロントサイズはかなり強力になったという印象が強いです.ただ,背中に関しては,まだやはり厚みや凹凸感が足りない感じがしたため,もう少し時間がかかるかなと感じました.

直前のインスタグラムの投稿でしきりに隠していた脚まわりですが,やはり,サイズ不足が否めない感じが強かったです. アーノルドクラシックやオリンピアでトップ5を狙うなら,脚まわりももう少し強化しないとけいないかなと感じました.

全体的に良かったパトリックムーアですが,個人的にはベストではなかったかなと感じました.オリンピア 2019の彼を知っているため,彼のポテンシャルなら,もう少し上の仕上がりを目指せた様な感じがしました.

2位 Mohamed Shaaban

2位は,Mohamed Shaabanでした.


トップ5のサイズ重視の選手の中で一番コンディションが良かったですね.彼は,エジプト出身の選手ということもあり,やはり,サイズ感が非常に素晴らしく,サイズだけならばパトリックムーアを凌いでいたということが言えます.

それでも,両者に差がついてしまったのはやはりコンディションです.一番よくわかるのが,コンディションが出やすいと言われている尻周りであり,サイドポーズをとったときのストリエーションの入り方,セパレーションについてはパトリックムーアが一枚上手でしたね.また,近年のコンテストのジャッジの潮流から,パトリックムーアのタイトなウエストラインは高評価となりますから,Mohamed Shaabanのウエストが逆に悪い方向で目立ってしまったというのはあります (ただ,そこまで太いということはなかったと思います.).

3位 Hassan Mostafa

3位はHassan Mostafaでした.

優勝が期待されたHassan Mostafaは3位に終わったのですが,今大会の彼はNYプロ 2021と比較するとコンディションがあまり良くなかったというのが率直な感想になります.NYプロ 2021では,かなりシャープに仕上がっていたのですが,今大会ではボテっとした印象,すなわち,身体から水が抜けきれていない様な印象を受けました.

彼は,サイズには定評のある選手であることから,コンディションを改善することができればオリンピアでもトップ10に入る確率が非常に高くなり,NYプロ 2021ではその兆しを見せました.2週間おいての立て続けのコンテストで調整が難しかったということも否めませんが,この辺の継続してのコンディション作りが彼のオリンピア出場,そして,オリンピアでの好成績を収めるための課題となるのでしょう.

終わりに…

今大会の優勝により,パトリックムーアのオリンピア 2021の出場が決まりました.シーズンが始まってからかなり早い段階でのオリンピア出場権の獲得ですから,ここから,どれだけ改善できるかがオリンピアでの活躍の鍵を握ると思われます.

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