アーノルドクラシック 2018，2020の覇者であるWilliam Bonac (ウィリアムボナック)は，アーノルドクラシック 2022で3度目の戴冠のために準備をしており，近況をアップデートしています．
今回は，ウィリアムボナックの近況アップデートについて皆さんとシェアしたいと思います！
ウィリアムボナックとは
William “The Conqueror” Bonacは，1982年ガーナ生まれのボディビルダーです．身長は170 cm，体重は102.1-106.6 kgです．
この投稿をInstagramで見る
彼は，2011年に行われたアーノルドアマチュア ボディビルディングのヘビーウェイトクラスで3位に入賞し，そこから注目を集めるようになりました．
彼の身長は170 cmとオープンクラスボディビルディングの選手とすると，身長がやや低いことから，彼はプロ転向当初は212 lbsクラスでコンテストに出場していました．実際に，212 lbsクラスで出場したPrague Pro 2013では5位に入賞しています．
その後，オープンクラスに転向し，Golden State Pro 2014でプロコンテスト初優勝を飾りオリンピア 2014に出場し，15位に終わります．
ただ，翌年のオリンピア 2015では8位と大きく躍進します．そして，その翌年のオリンピア 2016では遂に5位に入り，オリンピア 2017，2018，2019，2020，2021では3位，4位，2位，5位，6位と非常に安定した成績を残し続けているのが特徴的です (彼は，2015年以降，本当に安定した強さを誇っています．また，コンテストに出場すれば一定以上のコンディションを確実に披露しています．彼がここまで安定した成績を残せるのはコンディションもありますが，そもそも，身体の弱点が非常に少ないことも理由として挙げられます．)．
ウィリアムボナック，アーノルドクラシック 2022に向けた近況アップデート
ウィリアムボナック，アーノルドクラシック 2022に向けた近況アップデートですが，彼の以下のインスタグラムの投稿によります．
この投稿をInstagramで見る
今回，彼が述べていることは以下の通りです．
I know y’all were curious to see my legs so here you go, this was after leg day at 4.5 weeks out 2 @arnoldsports 2022
私の脚を見たがっていると聞いたので，お見せします．これは，アーノルドクラシック 2022の4.5週間前の脚のトレーニングの日の後です．
この大腿四頭筋のバスキュレーションの出方からして，脚のトレーニングの後であることは写真からも推察することできますが，今回，特筆すべきは彼のふくらはぎ (カーフ)でしょう．
ウィリアムボナックは，元々，脚がかなり良い選手ですが，その中でカーフが目立ってよかったかと言われると，そこまで印象がありません (ただ，ウィリアムボナックは，身体に目立った弱点がないため，写真を見直してカーフに注目すると，よく発達していることがわかります．それでも，今回の写真ほどはっきりしていませんが…．)．そのため，今回の彼の投稿を見て，非常にびっくりしました．
バックポーズやサイドポーズからふくらはぎの状態がわかるというのは良くあることですが，今回，彼の写真はあくまでも正面から撮影したものであり，それでここまふくらはぎが発達しているのが分かるというのはとんでもないことだと思います．
ふくらはぎの状態がこれだけ良いとなると，上半身の状態が非常に気になり，アーノルドクラシック 2022では，かなり良い状態のウィリアムボナックを見ることができるかもしれません．
終わりに…
ウィリアムボナックが，アーノルドクラシック 2022を前にしてここまで状態が良いというのは，彼がオリンピア 2021では6位に終わり，オリンピア 2022の自動出場権を失ったことも起因しているかもしれません．
そのため，アーノルドクラシック 2022で優勝してオリンピア 2022の自動出場権獲得を狙っているということは明白であり，だからこそ，ここまで仕上げてきているのかもしれません．
また，例年とは異なり，アーノルドクラシック 2022ではオリンピア 2022で2位だったBrandon Curryが出場予定であり，ウィリアムボナックにとっては非常に難しいコンテストになることが予想され，それも仕上がりに影響しているのかもしれませんね．
