有酸素運動する上でおさえておきたい4つのポイント

体重を落とすための有効な方法として有酸素運動がありますが,一口に有酸素運動といっても様々な種類,強度があり,どの様に実施するのが一番効果的なのか疑問になります.

今回は,この疑問に対して,トップコーチの一人に数えられるCharles Glass (チャールズグラス)が解説している動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います!

チャールズグラスの有酸素運動についての解説動画

チャールズグラスの有酸素運動についての解説動画ですが,以下の動画になります.

今回の動画の作成元は,チャールズグラスのyoutubeチャンネルになります.

今回の動画では,有酸素運動の内容,運動時間,実施するのに適した時間など有酸素運動を実際に取り入れる上で疑問になる事柄について簡単に説明されています.

チャールズグラスが解説する有酸素運動を実施する上での4つのポイント

チャールズグラスが解説する有酸素運動を実施する上でのポイントですが,以下のになります.

  • 自分が「どの状態にいるか」自覚すること
  • 有酸素運動の実施時間
  • 有酸素運動の内容
  • 有酸素運動を実施するのに適した時間

自分が「どの状態にいるか」自覚すること

まず,重要なことが「自分が何を目指しており,今,自分がどの様な状態にあるのか」を自覚することです.

これは,そもそも,一般的な生活様式の中で有酸素運動を取り入れることと,ボディビルディングのコンテストに出場することを目的とした生活の中で有酸素運動を取り入れることでは内容が異なるためです.

また,自分がどの様な状態にあるのかも非常に重要で,期限が迫っている中で減量が進んでいなければ,より,真剣に有酸素運動に取り組まなくてはなりませんし,それほど差し迫っていなければ,現状の運動を維持すれば良いためです.

そのため,まず,「自分が何を目指しており,どの様な状態にあるかを自覚すること」が重要となります.

有酸素運動の実施時間

次に,有酸素運動の実施時間ですが,これは,各々が目指すものによって異なることが述べられています,

まず,普通の生活様式での話ならば,一日一回の有酸素運動で35-40分以内に収まるようにすることが述べられています.その一方で,コンテストに出場したいのならば,それよりも長く有酸素運動を実施する必要があり,場合によっては一日に数回の有酸素運動が必要であることが述べられています.

ここで,チャールズグラスの個人的なやり方として,有酸素運動が切実に必要な場合 (コンテストが差し迫っているのに目標の体重にまで減量できていない状態など),有酸素運動の時間を長くするのではなく,むしろ,動きの速度を大きくするなど,強度を上げることを推奨しています.実際,チャールズグラスが有酸素運動するときには,強度を高めることで20分以内に収まるように実施している様です.

有酸素運動の内容

次に,有酸素運動の内容について,男女問わず,一定の強度で一定の時間で行う有酸素運動 (Steady state cardio)が推奨されています.

Steady state cardioにはいくつか種類があり,その代表的なものとして,トレッドミルやステアマシンがありますが,男女によっておすすめなものが異なることが述べられています.

まず男性ですが,男性はトレッドミルの使用が推奨されています.これは,トレッドミルが全身運動であることに起因している様です.

一方女性ですが,女性はステアマシンの使用が推奨されています.これは,ステアマシンがカロリー消費だけではなく,臀部を刺激することが可能であり,臀部をactivateすることができるためであると述べられています.

有酸素運動を実施するのに適した時間

最後に,有酸素運動を実施するのに適した時間ですが,起床後とトレーニング後であることが述べられています.

これは,ともに,体内でのグリコーゲンが枯渇している時間帯であり,この時間に有酸素運動を実施することで体内に蓄積している脂肪をエネルギー源として消費することから,効果的に有酸素運動実施できます.

この他に,多くの人は,空腹のときに有酸素運動をしている一方で,チャールズグラス的には全ての仕事が片付いた夜に実施するのも良いことが述べられています.このようにすることで,寝る前にグリコーゲンを大量に消費し,起床時のグリコーゲンの枯渇をより顕著にすることが可能であると考えられますが,正直,寝る前に有酸素運動を実施すると夜に眠れなくなりそうです.

終わりに…

有酸素運動は減量をする上で,非常に有効な手法であることは理解しているのですが,やはり難しいのは有酸素運動をする時間を作ることです.

今回の動画でも述べられている様に,有酸素運動は30分以上実施することが推奨されていますが,トレーニングも実施している中でそのような時間を作ることは中々に難しく,そういった場合には,チャールズグラスが提唱している様に運動強度を上げて,比較的短時間で終わるように実施するのが良いかもしれませんね.

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