ビクターマルティネス,現役復帰の可能性?

ビクターマルティネス 現役復帰可能性

Victor Martinez (ビクターマルティネス)と言えば,2000年代を代表するボディビルダーの一人であり,キャリアの中でミスターオリンピアを獲得していませんが,「実際は獲得していた」と言われる選手の一人であります.

そんなビクターマルティネスですが,素晴らしい身体を披露していたため,皆さんとシェアしたいと思います.

ビクターマルティネスとは

ビクターマルティネスは,1973年生まれのドミニカ共和国出身のプロボディビルダーであり,身長は175 cm,体重は115-125 kgと言われています.

彼は,プロとしてのキャリアを2001年から開始し,2020年まで現役選手として戦っていました.彼の主な戦績としては,ニューヨークプロの前身であるNight of Champions 2003で優勝,アーノルドクラシック 2007で優勝,オリンピア 2007で2位など,非常に優れた戦績を残しています.

この中で,特に,多くの人にとって有名なのがオリンピア2007でのビクターマルティネスでしょう.

オリンピア 2007は,ジェイカトラーが2006に引き続き優勝するのですが,このときのジャッジが非常に怪しいと言われており,「実際にはビクターマルティネスが勝利していた」と言われています.

オリンピア 2007のビクターマルティネスは,Flex Wheeler (フレックスウィーラー)を彷彿とさせるストラクチャーの素晴らしさ,コンディションの良さが際立っており,このパッケージで優勝できなかったのは非常に残念でした (翌年の2008年は,ジェイカトラーはデキスタージャクソンに敗れることになるのですが,多くの人が指摘するように,ジェイカトラーは2008年までは年々状態を悪くしていた印象が強いです.).

そんなビクターマルティネスですが,オリンピアのタイトルを獲得することなく,アーノルドクラシック 2020で9位になった後,引退を宣言します.そのため,今回の投稿を行ったときには,すでに引退をしているのですが,尚も,素晴らしい肉体を維持しています.

ビクターマルティネス,引退後も素晴らしい肉体を披露

ビクターマルティネスが引退後も素晴らしい肉体を披露している投稿ですが,以下になります.

彼は1973年生まれですから,47歳でこの肉体を披露しているというのが大変素晴らしいと言えます.

今回,彼がこれだけ素晴らしい肉体を披露していることから,「彼の現役復帰はあり得るのか」という議論になります.

ビクターマルティネスの現役復帰はありえるのか

ビクターマルティネスの現役復帰の可能性についてですが,彼の現在の状態,経済的な状態を考えると可能性はあるのではないかと思います.

彼は,2017年にアーノルドクラシック in ヨーロッパで8位になった後,1年間コンテストに出場しないで2019年にアーノルドクラシックに出場しました.

アーノルドクラシック 2019で2年振りのコンテスト出場となり,これも一応,「カムバック」に相当しますが,ここで驚いたのが彼の仕上がりの良さです.結果は10位と奮いませんでしたが,50歳近くになってもまだまだ戦えていると感じたのが印象深いです.

そのため,今回の投稿を合わせて考えると,彼はまだまだ戦える状態にあるということが言えます.

また,現在の彼の経済的な状態ですが,今回のインスタグラムの投稿は,「収入を増やす」ということについて言及されています.他の動画にて,ビクターマルティネスは,新型コロナウイルスの影響により,自身が経営していたレストランが廃業を余儀なくされた旨を語っていたため,以上から考えると,スポンサー契約があるものの,金銭的な問題を抱えている可能性が高いと考えられます.

そんな中で,プロコンテストでは,好成績を収めれば賞金を獲得することができますから,以上の様な問題を克服できる可能性があります.実際,アーノルドクラシックやニューヨークプロといったメジャー大会で優勝するのは困難ですが,ティアが低いコンテストならばまだまだ活躍できる可能性があるのではないかと考えます.

終わりに…

ビクターマルティネスですが,45歳を超えており,かつ,コンテストに出場していないのにも関わらず,これだけの肉体を維持しているのは凄いとしか言いようがありませんね.

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