年末,年始は忘年会,家族の集まりが多く,また,ジムも休館日というケースが多く,残念なことに太りやすくなる条件が絶妙に揃ってしまいます.
正直言いますと,冬という季節は日照時間の関係上,生物学的に太りやすいということが研究で分かっており,そこに前述した様な条件が重なるため,太ってしまうということはもう致し方ありません.
ただ,それでもできる対策はあります.
今回は,太りやすい年末年始に気をつけるべきことについて皆さんに公開したいと思います!
飲酒量の調節
アルコールの摂取はできるだけ控えた方が良いでしょう.これは,アルコールが筋分解を促すためであります.
ただ,お祝いの席や年末の慰労会で自分だけ頑なにお酒を飲まないと,人間関係が破綻する可能性があるため,あくまでも量を少なくするということに注力しましょう (人間関係があってこその筋トレです.).
また,アルコールの記事でも述べましたが,アルコールを摂取すると決まっている日のトレーニングは控える方が無難です.ただ,この点に関しては,年末,年始,ジムが休館日であることが多いため,自然とその様になる可能性が高いかと思います.
“料理”のカロリーの把握
“料理”のカロリーを把握することは重要です.
「何を当然のことを言っているんだ?」と感じた方も多いかと思いますが,実は,年末年始に食べる機会がある食べ物について正確なカロリー数を把握している人は少ないです.
例えばおせちの品目のカロリー数は以下になります(参考はこちらのページになります).
- 伊達巻 (小2切れ):80 kcal
- 黒豆 (1人前):57 kcal
- 煮しめ (1人前):314 kcal
- 栗きんとん (栗2つ分):170 kcal
- かまぼこ (2切れ):40 kcal
- 数の子 (2切れ):20 kcal
以上は,おせちの一例にしか過ぎませんが,特に煮物系のカロリー数が多いことがわかります.そもそもおせちというのは,家庭で母親が三が日に料理をしない様にするために食べられていたものであるため,長持ちする様に砂糖が多量に含まれています.したがって,必然的にカロリー数というのも多くなってしまいます.
現在の食生活を考えると,おせちを満腹になるまで食べるという人はあまり考えられませんが,その他にも正月には危険な食べ物があります.それが,お餅になります.
お餅は,市販のもので1個50 g程度ですが,50 g程度で116 kcalになります.これを雑煮などにして食べるとさらにカロリー数が増大します.餅の問題点は,ご飯に対して100gあたりのカロリー数が70 kcal程度も多いということです (そもそも,もち米と普段食べているお米は種類が異なることからこの違いは由来しています).
以上より,正月に食べる料理は,カロリーが多いということがわかります.これを前もって知っておけば,食べる時に気にする様になるため,”食べすぎる”という様な事態が起きにくくなります.
ジムの行き溜め
これは普段も同じことが言えますが,ジムは行ける時に行っておくこと,すなわち,”ジムの行き溜め”をしておくということは重要です,
正直な話をすると,継続的にジムに行くことがベストであるため,ジムの行き溜めが肉体的に効果があるかは不明ですが,精神的な拠り所となるのは確かです.
チートデイのときにも少し触れましたが,人は精神状態によって太りやすくなる,痩せやすくなるというのがあるため,ジムに少しでも行っておいて,精神衛生状態を改善しておくことが間違いではないと個人的には思っています.
ここからは,余談ですが,私が通っているゴールドジムは年末年始は会員種別に依らず,利用する時にお金を取られるですよね.そのため,私は,年末年始は継続的にジムに行くということはしていません (この件に関しては,ゴールドジム通いの方で納得している人はいないと思います.).
多少の運動
ジムが休館日ということもあり,太るのを気にするのならば多少の運動をすることをお勧めします.
理想としては,ウォーキングなどの有酸素運動を30分程度行うのが良いのですが,正直言って年末年始にやる気は起きないと思います.そう言った方は,寒いと言って車で移動しているところを徒歩で行ったり,自転車で行ったりするなどの小さな工夫をして運動をする時間を取りましょう.
プロボディビルダーの山岸秀匡選手もk動画で言っていましたが,アメリカ人と異なり日本人は生活するだけでかなり有酸素運動をしているとのことであるため (アメリカは完全な車社会であるためです),この様な工夫をすることで十分な有酸素運動になると思います.
終わりに…
と言いつつも,やはり,年末年始に太ることは不可避かなと個人的には思っています.ですので,年末はリフレッシュ期間と捉えて,好きな様に生活するという考えもありだと思います (その分,そうした場合,年始から頑張らなければなりませんが…).