お酒は控えるに越したことはありません.アルコールと筋トレの関係

サプリメント基礎

一仕事を終えた後のお酒は美味しいですよね.

私は,お酒が全然強い方ではありませんが,やはり,一仕事終えた後のビールは美味しいと思います.

お酒は,古くから飲まれており,「少量のお酒は体に良い」という話を聞いたことがある人もいるかと思います.

ただ,我々筋トレをしているトレーニーにとって,お酒ってどうなのでしょうか?

今回は,お酒と筋トレの関係について公開します!

お酒の種類

お酒と筋トレの関係について議論する前に,お酒の種類について整理する必要があります.

お酒は,製造方法による分類が一般的です.それによると,お酒は以下の様に分類することが可能です (※1).

  • 醸造酒:原料もしくは原料を糖化させたものを発酵したもの
  • 蒸留酒:醸造酒を蒸留し,アルコール分を高めたもの
  • 混成酒:主に蒸留酒に香り・味をつけ,糖分や色素加えて作ったもの

※1 wikipedia参照

より具体的には,醸造酒がビール,日本酒等に該当し,蒸留酒が焼酎,ウィスキー等に該当し,混成酒が梅酒等に該当します.

一般的なカロリーの比較ですが,以下になります (100 ml比較) (※2).

  • 日本酒:103-109 kcal
  • ビール:40 kcal
  • 焼酎 (甲類):206 kcal
  • 焼酎 (乙類):146 kacl
  • ウィスキー:237 kcal
  • 梅酒:156 kcal

日本食品標準成分表参照

こうして改めてみると,種類によらず,お酒はカロリー数がかなりありますね.特に,冒頭で挙げたビールなんかはごくごく飲めてしまうため,100 ml中のカロリーは少ないですが非常に危険です (中ジョッキが500 mlであるため,それで200 kcalになり,それを5杯飲むと1000 kcalに達します…).

アルコール度数を考慮に入れて考えると,この中では焼酎が一番太りにくいということになります.ただ,お酒は人によって飲める量のキャパシティが異なります.すなわち,全く飲めない人もいれば,いくら飲んでも大丈夫という人もいるため,「焼酎を飲んでいる,お酒を焼酎に置き換えた = 太らない」というロジックは成り立ちません.

以上より,一般的に,「お酒はカロリー数が多いからボディメイキングをしている人は控えた方が良い」という認識は一般的に認知されていますが,実はお酒のボディメイキングに対する効果はこれだけではありません.

お酒と筋トレの関係

お酒を飲むことで,筋肉の合成の抑制及び分解の促進が発生します.

メカニズムは以下の通りです.

まず,お酒を飲むと,アルコールがアセトアルデヒド分解酵素によって,アセトアルデヒドに分解されます (お酒が飲めないという人は,このアセトアルデヒド分解酵素がないと言われています.).このとき,分解するのも勝手に行われず,多くのエネルギー及び栄養を消費してしまうという点です.このエネルギーは,アルコールを摂取しなければ筋合成に使われるはずだった栄養素であるため,アルコールを摂取するだけ,筋肉の合成の抑制が促されます

また,お酒を飲むことにより,コルチゾールの生成及びテストステロン分泌の抑制が生じます.コルチゾールは,身体がストレスを感じたときに生成するホルモンであり,筋肉を分解することで知られています.テストステロンは,男性ホルモンとして知られており,筋肥大に大きく関与しています.以上より,コルチゾールの生成及び,テストステロンの分泌の抑制により,筋肉の分解の促進,筋肉の合成の抑制が生じます

以上から,お酒を飲むと,カロリー過多による脂肪の増加に加え,筋肉の合成の抑制及び分解の促進が生じるという問題があります.すなわち,「お酒は少量だと健康に良い」という一般的な考えは,トレーニングをシビアに行っているトレーニーにとっては当てはまらず,厳密に管理する必要があります

お酒とトレーニングの付き合い方

と言いつつも,多くの人は付き合いでどうしても飲まなければならないという機会が多いと思います.

そんな方は,飲み会の日から逆算して,飲み会の日とトレーニングを行う日を重ならない様に注意をし,飲み会に行ってもあまり飲みすぎないということに注意するのが良いと思います.

先に説明した通り,アルコールには筋肉の分解・合成の抑制という働きがあり,特に筋肉の合成が高まるのはトレーニング直後からになります.その様なときに,アルコールを摂取すると特に筋肥大に悪影響があることが推察されるため,トレーニングを行う日には特に飲酒に気をつけましょう

普段からお酒を飲む量が多いというトレーニーの方は,いきなり0にすることが難しいと思われるため,少しずつ減らしていくのが良いと思います.また,お酒も完全に0にするのではなく,お酒好きのトレーニーはチートデイの様なお酒を飲める日を設けて (それでも,お酒の場合は節度を保つことが重要ですが….)モチベーションを高めていくという方法も良いと思います.

関連:

チートデイの日はダイエット中ですが停滞を打破するために思いっきり食べましょう

終わりに…

ジムに行けばわかる通り,金曜日って他の曜日と比べるとジムが空いているんですよね.そこから推察される通り,トレーニーでもどうしてもお酒を飲まなければならない機会は多いと思います.

非常に安直な注意になりますが,お酒を飲まなくてはならなくなっても,節度をもって飲みすぎないことに注意しましょう.

コメント

タイトルとURLをコピーしました