ホセレイモンドが現役復帰の可能性!?

長年,212ポンドクラスで活躍している山岸秀匡選手にとって,古くからのライバルと言えば,フレックスルイス,David Henry,ホセレイモンドがやはり挙げられます.

その中で,ホセレイモンドは2018年に引退を発表していたのですが,どうやら,現役復帰の可能性がある様です.

今回は,ホセレイモンドの現役復帰の可能性について皆さんとシェアしたいと思います!

ホセレイモンドとは

“The Boston Mass”こと,Jose Raymond (ホセレイモンド)は,1974年生まれのアメリカのボディビルダーです.身長は162 cm,体重は210lbs (= 約95.3 kg)です.

 

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冒頭で述べました通り,彼は212ポンドクラスのトップ選手であり,ニューヨークプロ 2011,2013で優勝,アーノルドクラシック 2015で優勝,オリンピア2015で2位, オリンピア 2014,2016,2017で3位など輝かしい戦績を誇っています.

彼の特徴と言えば,やはり,”The Boston Mass”と形容されるサイズとバスキュラリティにあると思います.特にバスキュラリティは凄まじく,212ポンドクラスの絶対王者であるフレックスルイスをバスキュラリティでは凌駕します.

そんな,ホセレイモンドですが,2018年に怪我のために現役引退を発表します.確かに,オリンピア 2018では5位と成績は奮いませんでしたが,まだまだトップレベルで競技できる肉体だったため,その現役引退の発表には非常に驚きました.

ホセレイモンドが現役復帰について語った動画

ホセレイモンドが現役復帰について語った動画ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,Generation Ironになります.

お恥かしながら,実は,私はこの動画のサムネイルをみただけではホセレイモンドの動画だとは分かりませんでした.それくらい,この動画のサムネイルのホセレイモンドは私の知っているホセレイモンドと比較して,「年を取ったなぁ」という印象があったためです.

ホセレイモンドの現役復帰の可能性

ホセレイモンドの現役復帰の可能性について,彼自身が「十分にあり得る」と答えています.

そもそも,ホセレイモンドが現役を引退した理由についてですが,動画中でも述べられている通り,怪我 (恐らく尻周り)になります.現役引退を決断した当時,怪我の状況は非常に深刻で「歩行も困難だった」と述べています.その問題に対して,2019年手術を行い,100%に近い回復を見せている様です.彼曰く,特に,脚及び背中のサイズは競技をしていた当時よりも芳しく,非常に状態が良いということみたいです.

以上より,彼が現役を引退した理由が怪我であり,現在はその怪我が快方に向かっているということから,ホセレイモンドは現役復帰を考えている様です.

今回,ホセレイモンドが身体の調子が良いということについて述べている訳ですが,個人的には「本当なのか」という疑念がありました.ただ,その問題に対して,以下の画像を見たときに,その疑念は解消されました.

ホセレイモンド ダブルバイセップス

以上は,ホセレイモンドが長年患っている肩の怪我の状況に述べているときに,ダブルバイセップスなどのポージングをすると痛みがあるということを述べ,実際にダブルバイセップスを一瞬ポージングしているのですが,このダブルバイセップスが往年のホセレイモンド感が凄まじいんですよね.

このポージングを見ると,実際に,ホセレイモンドが現在もトレーニングを継続しており,現役復帰を真剣に考えているということが分かるかと思います (そもそも,この腕の太さが現役を引退した選手のものとは思えません.).

終わりに…

ホセレイモンドが現役復帰を考えている背景の一つに,私個人の意見としては,彼と同年代の選手である山岸秀匡選手,David Henry,Kamal Elgargniが未だに現役であることがあるのではないかと思います.

特に,山岸秀匡選手,David Henryに関して言えば,212ポンドクラスで長い間,激しい戦いを繰り広げたライバルでありますから,彼らの活躍にホセレイモンドが刺激を受けたのではないかということが推察されます.

その一方で,フレックスルイス,David Henry,ホセレイモンド,山岸秀匡選手が活躍した2010年代初頭から時代は確実に移り変わっており,現在では,Shawn Cralida,George Peterson,Derek Lunsfordなどの若い世代が台頭していることも事実であります.

その中で,ホセレイモンドが現役復帰した場合,彼らの中でどの様なパフォーマンスを見せるのかということには個人的に非常に興味があります.

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