新型コロナウイルスの流行にも関わらず,マスクをしてトレーニングをしている人がほとんどいなかったことから,アーノルドシュワルツネッガーに,「トレーニングをしない」と糾弾されたゴールドジム一号店のゴールドジムベニスが2021年1月中旬から営業を再開した様です.
今,ゴールドジムベニスはどうなっているのでしょうか?
今回は,ゴールドジムベニスの現在の状況が分かる大変貴重な動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います!
ゴールドジムベニスの現在の状況が分かる動画
ゴールドジムベニスの現在の状況が分かる動画ですが,以下の動画になります.
動画の作成元は,JayCutlerTVです.JayCutlerTVは,Jay Cutler自身のトレーニングや日常にフォーカスしたから,Jay Cutlerではない別の人にフォーカスした動画の2種類があるのですが,今回は後者の動画になります.
ゴールドジムベニスの以前との違い
今回紹介した動画を観て,ゴールドジムベニスに一度でも行ったことがある方なら,ゴールドジムベニスが新型コロナウイルスの影響下でかなり様変わりしていることが分かります.具体的には以下の二点です.
- 野外ジムエリアの拡張
- マシンの拡充
野外ジムエリアの拡張
まずは,野外ジムエリアの拡張です.
まず,正面玄関ですが,駐車場だった部分がジムエリアになっています.
ここに配置してある多くのマシンがジム内部にすでに配置されていたものになるのですが,アルファルトに直接マシンを配置するのではなく,衝撃吸収材を敷いてマシンを配置しているのは見逃せません.
次に,この駐車場から奥に入った部分は,部分的にテントが張ってあり,各種プレートローディングマシン,ベンチプレス ,ダンベルが配置されています.ちなみに,このエリアに,330lbsという黄金のダンベルが配置されています.
さらに,以前から一部,野外エリアとして開放されていた部分は,以下の様になっています.
この部分には,ケーブルマシンと有酸素マシンが並べられています.有酸素マシンもここまで理路整然と多数並べられていると圧巻ですね.この野外エリアは,以前から開放されていた野外エリアとつながっています.
マシンの拡充
次に,マシンの拡充です.
まず,正面玄関から入った最初のエリアになります.
このエリアは,ゴールドジムベニスの入ったところのジムエリアになるのですが,Free Motionや脚のマシン,ダンベルなどのマシンが所狭しと並んでいたはずなのですが,向かって右側にマシンを残すだけでほとんどマシンがありません.
その代わりに右側に配置しているプレートローディング式のマシンですが,これは新たに導入したマシンでしょう.ただ,キープアウトになっているため,使うことができるかは不明ですが.
次に,野外エリアになります.
このエリアは,普段マシンが置いていない場所になるのですが,前述した様に,新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,マシンを外に配置しています.これらのマシンは,Gym 80というドイツのマシンメーカーであり,私は初めて見ました.
ゴールドジムベニスのベニスの驚きの変わり様
今回,ゴールドジムベニスを見て,私は驚いたとしか言いようがありません.
まず,野外エリアですが,これは日本ではできない芸当でしょう.これを可能にするのは,アメリカの広大な敷地及び,カリフォルニアの雨の降りにくい環境であり,日本でここまでの野外設備を作るのは困難であると思います (アメリカのゴールドジムの一部店舗は,新型コロナウイルスが感染する前から,屋外にマシンを設置しているところもあったため,そこまで珍しくはありません.).
次に,マシンの拡充ですが,ゴールドジムベニスは,近年はマシンが全く変わらないことで有名でした.他方,East Coast Meccaと呼ばれるBev Francis パワーハウスジムは,かなり頻繁にマシンの入れ替えを行っていることで有名でした.そのため,ゴールドジムベニスは非常に新陳代謝の悪いジムという印象を持たれており,これが,昔の様に多数のIFBBプロがトレーニングしなくなった一つの原因なのではとも考えられています.そのため,今回,マシンを大幅に拡充したというのは非常に驚きでした.
終わりに…
今回,屋外エリアにも拡充したジムエリアは,いつかは,昔の様な状態に戻すのであろうと考えられるのですが,明らかに昔よりもマシンが増えているため,マシンが入りきるのか少々疑問ではあります.
ただ,新型コロナウイルスの感染が終息しても,屋外のジムエリアを残すと言うのであれば,今回拡充したマシンも問題なく収まると考えられます.
はやく,コロナが終息して,もう一度ベニスに行きたいですね!