2022年,Ruff Dieselがやはり良い件

Ruff Diesel アーノルドクラシック 2022

アーノルドクラシック 2022 in コロンバスオハイオ (USA)のクラシックフィジークは,オリンピア 2021のトップ5のうち,優勝したChris Bumstead (クリスバムステッド)を除いた4人が出場するということで大変注目が集まっています.

その中の優勝候補筆頭であるTerrence Ruffin (Ruff Diesel)が近況をアップデートしたため,皆さんとシェアしたいと思います!

Terrence Ruffin (Ruff Diesel)とは

Terrence Ruffin (Ruff Diesel)は,1993年アメリカ生まれのクラシックフィジークの選手です.身長は165 cm,体重は70.3-74.8 kgです.

彼は,若干21歳にして,2014 NPC National Championshipでプロカードを取得していることから分かる通り,プロデビュー当時から非常に期待されている選手になります.

2016年に出場したTampa Proでは,プロ初優勝を飾り,オリンピア 2016の出場権を獲得します.初出場となったオリンピア 2016では,早速9位に入るなどポテンシャルの高さを見せつけます.

その後,オリンピア 2017,2018で6位,9位の成績を残しますが,彼のポテンシャルを考えると,我慢の時期が続きます.

そして,飛躍の年である2020年を迎えます.当時,オリンピアのクラシックフィジークでは2017年から3年連続でクリスバムステッドとBreon Ansleyが1位と2位を争っており,2020年も彼らが1位と2位を独占すると思っていたのですが,そこで彼は2位に入ります.

それから,オリンピア 2021でも2位になっている彼は王者であるクリスバムステッドと比較するとサイズ不足間が否めませんが,年々良くなっています.

Ruff Diesel,アーノルドクラシック 2022 in USAに向けた近況アップデート

Terrence Ruffin,アーノルドクラシック 2022 in USAに向けた近況アップデートですが,以下の投稿になります.

この投稿がされたのが,アーノルドクラシック 2022 in USAに対して,約三週間前になりますから,身体はかなり仕上がっていて当然なわけですが,それを考えても今回の彼の仕上がりは大変素晴らしいことがわかります.

この画像の比較として,大人気筋トレyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerでは,Ruff Dieselがアーノルドクラシック 2021の数週間前に撮影されたと思われれる動画との比較を行っています.

アーノルドクラシック 2021 in USAは変則日程で,9月に行われたため,今回の投稿はそれから半年も経っていないはずなのですが,びっくりするほど進化していることがわかります.

特に著しく進化しているのが,大腿四頭筋になるのですが,2022年バージョンのRuff Dieselはとにかく大腿四頭筋のサイズが素晴らしく,それに加えて,セパレーションもかなり深く刻まれていますから,非常にレベルの高い脚になっていることがわかります.

また,上半身においても,大胸筋がサイズアップしていることがわかり,課題であるサイズ不足という欠点を克服しつつあることが言えます.

ただ,個人的に少し気になるのが,2022年バージョンのRuff Dieselは,ウエスト周りが若干ですが,肥大していることがわかります.これは,恐らくサイズをつける段階で,止むを得ずついてしまったものであり,Ruff Dieselが元々,かなりウエスト周りが細いことを考えると大した問題ではありませんが,このウエストの肥大が年々積み重なっていくと身体のバランスが崩れる原因になります.

元々,彼は生まれ持ったストラクチャーの素晴らしさ,仕上がり,ポージングで勝負する 選手ですから,バランスは非常に重要であり,だからこそ,身体のバランスが崩れないレベルで肥大化を止める必要があるのですが,その辺は中々難しいのではないでしょうか.

終わりに…

ウエスト周りの肥大が気になるものの,これだけサイズが良くなっていて,かつストラクチャーも素晴らしいわけですから,順調に進化すればアーノルドクラシック優勝はもちろんですが,クリスバムステッドにも手が届くかもしれませんよね.

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