Nick Walker (ニックウォーカー)といえば，身体全体の筋肉量は凄まじいものの，ウエストのサイズは細くないという弱点を抱えていますが，今回，彼が投稿した写真において，彼の身体がびっくりするレベルでv-テーパとなっていることで話題となっています．
今回は，この情報を皆さんとシェアしたいと思います！
Nick Walkerとは
Nick “the Mutant” Walkerは，1994年アメリカ生まれのプロボディビルダーです．身長は，170.18 cm，体重は113 kg (これは，恐らく，コンテスト時だと考えられます．)です．
この投稿をInstagramで見る
彼は，アマチュア時代から非常に有名であり (アマチュアの段階で，何社もスポンサーがついていました．)，「すぐにプロカードをとってもおかしくない」との評価を受けており，実際に，North American Championships 2020で優勝することでプロカードを取得しました．
プロカード取得後，大激戦となったChicago Pro 2020で4位になると，翌年2021年は大躍進を果たします．三大コンテストに数えられるNew York Pro 2021，アーノルドクラシック 2021で優勝し，オリンピア 2021では初出場ながら5位と大躍進します．
2021年は，プロ二年目であり，それでこれだけの成績を残せると言うのは素晴らしいとしか言いようがありません．
Nick WalkerのVテーパー
Nick WalkerのVテーパーですが，彼の以下のインスタグラムの投稿で確認することができます．
この投稿をInstagramで見る
ウエストラインは，やはりお世辞にも細いとはいえませんが，上半身のサイズが圧倒的であるため，全体として凄いVテーパーになっていることがわかります．また，ウエストラインについても，細くはないものの，オフシーズンで肥大化しているということもないため，そこまで悪い印象はありません．Nick Walkerは，オフシーズンでもオンシーズンでもほとんど同じ様な食生活をしており，チートはあまりしないということだったので，やはりオフシーズンでも身体がクリーンな状態を保てていることがわかります．
また，今回特筆すべきは，腕でしょう．確かに，Nick Walkerは腕が弱点の選手というわけではありませんが，脚やその他の部位が目立ち過ぎて，今まで彼の腕を注意して見たことがそこまでありませんでしたが，こうして改めて見るととんでもない腕をしています (Nick Walkerは，サイドチェストでポージングを撮っている写真をよくインスタグラムに投稿しているため，この様にダブルバイセップスの状態の写真は珍しい気がします．)．この写真が投稿された時はオフシーズンの状態ですが，この状態でも上腕二頭筋のピークがあることが確認でき，改めて非常にレベルの高い腕をしていることが分かります．
今回の写真では上腕筋については分かりませんが，以下の写真を見ると上腕筋もとんでもなく発達していることが分かります．
この投稿をInstagramで見る
Phil Heathとまではいきませんが，これだけ上腕筋が発達していると腕全体の迫力が違って見えます．
やはり，これだけ腕のサイズがあると上半身のサイズに負けないため，上半身全体のバランスが良く見え，だからこそ，彼の腕に特別注目するということがなかったのかもしれません．
終わりに…
改めて，Nikck Walkerはサイズという観点でいえば本当に弱点の少ない選手であると感じました．やはり，彼の弱点とはいえませんが，ジャッジで好き嫌いが出てしまっているのがミッドセクションです．ミッドセクションが崩れてしまっているわけではないのですが，肥大しているのは事実であり，それに対してどの様に対応してくるのかが非常に興味深いです．
