オリンピア 2020では,直前での新型コロナウイルスの感染により,オリンピア出場が敵わなかったローリーウィンクラーがゲストポージングを行った様です.
IFBBプロとして,ゲストポージングを行うのは至って普通のことなのですが,どうやら,それに至るまでに,ローリーウィンクラーが「7週間もトレーニングをしていなかった」ことが話題になっています.
今回は,このニュースを皆さんとシェアしたいと思います!
ローリーウィンクラーのゲストポージングの情報
ローリーウィンクラーがゲストポージングを行ったという情報ですが,以下の動画が非常に参考になります.
動画の作成元は,大人気トレーニングyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerになります.
今回のゲストポージングですが,皆さんも知っての通り,2021年のボディビルのコンテストが本格的に始まるのは5月になるため,今回,ローリーウィンクラーがゲストポージングを行った4月というのは一応はオフシーズンになります (5月初旬からコンテストに出場する選手は,4月である程度仕上がっている必要がありますが….).
そのため,今回のゲストポージングでのローリーウィンクラーを見て,コンディションが良くないと思った方のために補足すると,オフシーズンであることが今回のローリーウィンクラーのコンディションにつながっています.ローリーウィンクラーがゲストポージングをするのは,オフシーズンであることが多く,彼がゲストポージングをするときはだいたいはこれくらいのコンディションなので,そこまで驚くべきことではありません.
ローリーウィンクラー,7週間トレーニングをしていなかった??
今回のゲストポージングを見て,改めて,ローリーウィンクラーのサイズを実感したのですが,どうやら,彼はこのゲストポージングに至る7週間の間,トレーニングをしていなかったということです.
その情報ですが,以下の動画で知ることができます.
本動画も動画の作成元は,大人気トレーニングyoutubeチャンネルであるNick’s Strength and Powerになります.
今回の動画にて明かされていますが,ローリーウィンクラーが先出の動画をNick’s Strength and Powerが公開したことにあたり,Nick’s Strength and Powerを運営するNick Millerに個人的なメッセージを送っていた様です.
その中で,ローリーウィンクラーがロックダウンの影響で7週間トレーニングできていなかったことが明かされており,ジムでトレーニングを再開したのがつい最近であることを述べています.
(ローリーウィンクラーのインスタグラムの投稿を見ると,普通にトレーニングをしている投稿を確認できるため,今回のローリーウィンクラーの話が事実ならば,インスタグラムに投稿しているものと実際の時間というのにはかなりの時間差があるということになりますよね….)
7週間トレーニングしていなくても,これだけのサイズを維持できるローリーウィンクラーがさすがと思うのと同時に,オリンピア出場はどうなるのかと疑問に思うところです.
ローリーウィンクラーのオリンピア 2021出場は
ローリーウィンクラーは,2020年までにオリンピアに優勝したことがなく,また,オリンピア 2020に出場していないことから,オリンピア 2021出場のためには自力での出場権の獲得を目指すことになります.
今回,7週間トレーニングをしていなかったということで,いずれかのコンテストに出場するならば,これからダイエットを始めるということになりますが,一般的なボディビルダーのダイエット期間が15週間程度であることを考えると,ローリーウィンクラーのダイエット終了時期がおよそ8月の中旬位になることが予想されます.
オリンピア 2021の開催日は10/7-10になり,出場するためのポイントは2021/09/12までのポイントで決定しますから,かなりぎりぎりでオリンピアの出場権を争うことになるということです.
ただ,裏技として,オリンピア 2020でビッグラミーが受け取っていた様に,Special Invitationsを受けとるということも手段の一つとしてあります.Special Invitationsの発行に関して,オリンピア 2020でかなり揉めたこともあり,2021年以降は慎重になるということが発表されていましたが,ローリーウィンクラーの新型コロナウイルスの感染,及び居住地域でのロックダウンはSpecial Invitationsを受け取るのに十分な理由であるという意見もあり,なんとも難しい判断を迫られそうです.
終わりに…
7週間トレーニングをしていなかったというローリーウィンクラーですが,それでもさすがのサイズですね.
オリンピア 2020でビッグラミーが優勝したことから,コンディションはもちろんですがサイズを重視するという潮流があるため,ローリーウィンクラーがオリンピア 2021に出場することができれば,優勝候補の一人であると言うことができるでしょう.