アーノルドクラシック 2020に出場予定であり,優勝候補の一人と言われているビッグラミーが精力的に近況を更新しています.
今回は,ビッグラミーが非常に調子が良さそうであるため,皆さんに彼の近況について公開します!
脚がとんでもなく発達しているビッグラミー
今回のビッグラミーの近況ですが,彼のサプリメントスポンサーであるDragon Pharmaを通じて非常に頻繁に更新されています (コンテストが近いのにも関わらず,ここまで精力的に更新するのは本当に珍しいと思います.).
今回の情報源は複数ありますが,まずは以下の動画になります..
この動画を見るとわかると思いますが,20 kgプレートを36枚,すなわち合計720 kgでレッグプレスを行っています.これに加えて,マシンの元々の重さが加わって実質,1700ポンド ( = 約771 kg)でレッグプレスを行っていることになります.しかもこれが,最初の種目ではなく,これよりも前にもかなり脚を披露させているのにも関わらず,これだけの重量を扱えるとは流石としか言いようがありません.
これだけの重量でレッグレプスを正確に行っている選手を見るのは久しぶりで,マシンもこれ以上加重ができない様になっていますね,ただ,これ以上加重する場合には,プレートやダンベルを台の後ろ側に乗せたり,人によっては人を台に乗せてレッグプレスを行っている人もいますね (そんな方法を用いて,ロニーコールマンは1トンを超えるレッグプレスを行っているのを見たことがあります….).
続いては,以下の動画になります.
冒頭からビッグラミーの脚の筋肉の説明になっています.残念ながら,インスタグラムの投稿でこれに該当する投稿を見つけることができませんでしたが,凄まじい脚ですね.3次元的なサイズもそうですが,この状態である程度セパレーションが出ているのがすごいですよね.これでしっかり絞り切ると果たしてどんな仕上がりになるのでしょうか.
元々,ビッグラミーは脚がストロングポイントの選手であり,事実,2015年のミスターオリンピアでのビッグラミーの脚は過発達していることで話題を呼びました.
(すいません,良い写真が見つからなかったため,2015年のミスターオリンピア直後のプラハプロでの写真になります.)
当時と比較すると,より筋密度が高まり,立体的に大きくなったという印象を強く受けますね.
最後に,一番最近の投稿になります.
この脚ですが,明らかに2015年よりも大きくなっていますよね (ここまで大きくなるとズボンとかどうするのか逆に気になります.).
昔のビッグラミーだと,外側広筋の発達ばかりに目が行っていましたが,今回のバージョンのビッグラミーは内側広筋の発達も凄まじいです.元々のストロングポイントである外側広筋の大きさに加えて,内側広筋の大きさが合わさってとんでもない脚の大きさであると感じるのではないかと推測しています.
一方,今回の記事では脚に注目をしていますが,特筆すべき点としてミッドセクションのコンディションでしょう.ビッグラミーは,サイズを重視し過ぎて基本的にミッドセクションのコンディションが崩れやすいのですが,最近の動画を見ると比較的にミッドセクションもしっかりとコントロールされている感じがします.
終わりに…
これだけ頻繁に動画を更新するということは,ビッグラミーが相当に調子が良いということの表れであり,実際,今回の記事で公開した様にかなりすごい感じになっていますね.
以上で紹介したサイズ感を保ったままコンディションを仕上げることができれば,ビッグラミーがアーノルドクラシック 2020での優勝候補筆頭と言えるのではないでしょうか.
2020/06/06追記:
アーノルドクラシック 2020の結果ですが,ウィリアムボナック,デキスタージャクソンに続く3位に終わりました.ただ,仕上がりは悪い時のビッグラミーではなく,実際にモストマスキュラー賞を受賞していました.