毎年,オリンピアが開催されるオリンピアウィークは,アマチュアのコンテストから始まり,プレスカンファレンスを経て,プロのコンテストが開催されます.
その中で,プレスカンファレンスは,毎年,大きな盛り上がりを見せるわけですが,私がここ5年くらいを見ていて気付いたことが,「プレスカンファレンスで脱ぐ人は優勝 (活躍)できない」ということです.
今回は,このとりとめのない話を皆さんとシェアしたいと思います.
過去のオリンピアのプレスカンファレンスで脱いだ人の例
オリンピア 2021
まずは,オリンピア 2021のプレスカンファレンスです.
動画の作成元は,Greek Bodybuilding (Ελληνικό Bodybuilding)というyoutubeチャンネルになります.
オリンピア 2021のプレスカンファレンスは,以下の選手がプレスカンファレンスで脱いでいました.
- クラシックフィジーク:Breon Ansley
- 212lbs:Lucas coelho
- オープンクラス:Nick Walker
オリンピア 2021において,Breon Ansleyは3位,Lucas coelhoは12位,Nick Walkerは5位と何れの選手も優勝はなりませんでした.
オリンピア 2016
次に,オリンピア 2016のプレスカンファレンスです.
オリンピア 2016は,Kevin Levroneがカムバックを果たしたコンテストとして記憶に新しいですよね.
動画の作成元は,TEAM-ANDRO.comというyoutubeチャンネルになります.
オリンピア 2016のプレスカンファレンスは,以下の選手がプレスカンファレンスで脱いでいました.
- オープンクラス:Kevin Levrone
- オープンクラス:Cedric McMillan (セドリックマクミラン)
- オープンクラス:Josh Lenartowicz
オリンピア 2016において,Kevin Levroneは16位,セドリックマクミランは7位,Josh Lenartowiczは9位と何れの選手も優勝はなりませんでした.
オリンピア 2009
次は,オリンピア 2009のプレスカンファレンスになります.
オリンピア 2009は,Jay Cutler (ジェイカトラー)がオリンピアのタイトルを奪還したコンテストになります.これに関しては,動画は残っていないのですが,調べるとその様子を知ることができます.
オリンピア 2016のプレスカンファレンスは,以下の選手がプレスカンファレンスで脱いでいました (このときのフィルヒースは,少しミッドセクションを見せる程度でした.).
- オープンクラス:Phil Heath (フィルヒース)
オリンピア 2009において,フィルヒースは5位に終わり,優勝なりませんでした (ちなみに,Kai Greeneは4位だった様です.).
オリンピア 2007
次は,オリンピア 2007のプレスカンファレンスになります.
オリンピア 2007は,”疑惑の判定”により,ジェイカトラーがVictor Martinezに勝利したコンテストです.
オリンピア 2007のプレスカンファレンスは,以下の選手がプレスカンファレンスで脱いでいました.
動画の作成元は,Gustavo Badell Tha Freakin’ ‘Ricanというyoutubeチャンネルになります.
オリンピア 2007のプレスカンファレンスは,以下の選手がプレスカンファレンスで脱いでいました.
- オープンクラス:Gustavo Badell
オリンピア 2007において,Gustavo Badellは8位に終わり,優勝なりませんでした.
「脱ぐ」以外のジンクスもある
私がプレスカンファレンスを見ていて思うのが,「他選手に対して攻撃的な選手も活躍できないことが多い」というジンクスです.
その最たる例が,オリンピア 2018のPhil HeathやWilliam Bonacであり,両者,それぞれ,Shawn Rhoden,セドリックマクミランに口撃をしかけていましたが,ともに優勝することができませんでした.
動画の作成元は,Body-Xtremeというyoutubeチャンネルになります.
そのため,プレスカンファレンスで攻撃的な選手というのは優勝予想する上では要注意といったところでしょうか.
終わりに…
そもそも,プレスカンファレンスで脱ぐという文化を始めたのが,恐らくRonnie Coleman (ロニーコールマン)だと思います.
彼はそんなことをしても優勝していたため問題になりませんでしたが,近年では,脱ぐ選手は本当に優勝することができないのが非常に不思議なんですよね.