ミスターオリンピア 2021で4位入賞と非常にセンセーショナルな活躍を見せたHunter Labradaですが，ミスターオリンピア 2022ではまさかの7位に終わりました．
今回は，Hunter Labradaがミスターオリンピア 2022を振り返ります．
Hunter Labradaとは
Hunter Labradaは，1992年，アメリカ生まれのプロボディビルダーであり，身長は175 cm，体重は106.6 -111.1 kgです．
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彼は，あの伝説的な選手であるLee Labradaの息子であるため，当初からかなり注目度が高かったです．彼は，父親譲りでプロポーションがよく，左右のシンメトリーも保たれていますね．
彼がプロカードを取得したのは2018年11月のことです．そこから2年間コンテストに出場せず，2020年の8月に開催されるタンパプロでプロデビューを果たし，見事優勝を果たしました．これにより，ミスターオリンピア 2020に出場し8位に入賞します．
2021年シーズンは，Chicago Pro (シカゴプロ) 2021に出場し優勝すると，ミスターオリンピア 2021に出場すると，前年度から大きく躍進し4位に入賞します．
以上を考えると，彼は2022年までにプロコンテストに4戦しか出場していませんが，何れも好成績を残している当たりからも，彼のポテンシャルの高さを伺えます．
Hunter Labradaが振り返るミスターオリンピア 2022
Hunter Labradaは，自身のインスタグラムのストーリーにてミスターオリンピア 2022を振り返りました (以下は，参考までに彼のミスターオリンピア 2022でのポージングです．)．
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そのストーリーでは以下の様に述べていた様です．
I absolutely lost it when I thought about the last years worth of work that had been put in this room only to fall short of my expectations in a major way, and at the end of the day those are the only set of expectations that matter to me.
This past weekend was the best I’ve ever been, but there are some things that need fixed, and somethings that need figured out, and that’s what this year will be about. Looking forward to really unpacking all this to y’all after the holidays, but for now it’s time for me to be with my family and to take care of myself. I will be back and better than ever in 2023, and y’all will see me twice! Once to qualify, and once in 316 days.
オリンピアに向けて何年もかけて作ったものが，期待を大きく裏切ってしまったことを考えると，本当にやりきれなくなりました．
この週末はこれまでで最高の出来でしたが，修正すべき点，解明すべき点がいくつかあり，それが今年の課題です．でも．今は家族と一緒にいて，自分自身を大切にする時なんです．2023年には，またこれまで以上に元気な姿で戻ってきます．予選と316日後の2回です．
ミスターオリンピア 2022終了直後から，ミスターオリンピア 2023までの日数をカウントしている点から，彼が自身のパフォーマンスに全く納得できず，非常に悔しい思いをしたことが推察できます．
ミスターオリンピア 2022のHunter Labradaはどうだったか
ミスターオリンピア 2022のHunter Labradaですが，個人的には間違いなくミスターオリンピア 2021のときよりも良かったと思いました．
2021年のHuneter Labradaですが，4位に入賞したものの，個人的にはかなりコンディションが甘く，また，肌の質感も良くないと感じていました．
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それと比較して，2022年のHunter Labradaですが，先に掲載した動画から明らかな通り，彼の長所であるフロントポーズはかなり素晴らしく，肌の質感もかなり改善した気がしました．
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ただ，少し気になったのが，前の動画を見ると分かりますが，ポージングを取るときに下半身が定まりきっていない点です．これは，恐らく，カーフを出すためにかなり力を入れているためですが，このレベルになってくると，この様なポージングのミスも命取りになるのではないかと思います (Hunter Labradaは，ポージングが非常に素晴らしい選手であるため，この様なミスは少し珍しいと思いました．)．
ミスターオリンピア 2022での身体についてですが，やはり，以前としてバックポーズはかなり弱点ではないかという見解です．
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僧帽筋から脊柱起立筋にかけての筋が入っていないわけではないのですが，他の選手と比較する弱い感じがします．また，このレベルになると，バックポーズで背中に力を入れていなくても凹凸がはっきり感じられる身体が多い中で，Hunter Labradaは明らかに凹凸感が少ないため，この辺りは改善する必要があると思います (ただ，Hunter Labrada自身，プロに転向してからそこまで時間が経っているわけではないため，背中の改善はもう少しじ時間がかかるかもしれませんね．)．
コンディションについても，2022年も悪いわけではないですが抜群に良かったわけでもありませんでした．恐らく，2021年のときと同じか，少し良いくらいなのですが，Hunter Labradaはそもそもコンディションが抜群に良い選手ではないため，個人的には平常通りだったのではないかという感想です．
以上より，現状のHunter Labradaは，はっきりと素晴らしいのがプロポーションしかなく，現時点でのトップ3を考えると，それに対して，サイズもしくはコンディションの何れかがないと厳しいのではないかと感じました．
終わりに…
とは言いつつも，やはり，Hunter Labradaのフロントポーズは相当に良いです．これだけフロントポーズが良いということを考えると，サイドポーズ，バックポーズも改善できるポテンシャルがあるということであり，彼の2023年以降の活躍に期待ですね．
