今や世界的に大人気となったメンズフィジークの火付け役の一人に,間違いなく,Jeremy Buendia (ジェレミーブデンディア)が挙げられますが,そんなジェレミーブエンディアの弟として,Jeremy Potovin (ジェレミーポトビン)は同じくメンズフィジークの選手として活躍してました.
そんなジェレミーポトビンですが,クラシックフィジークに転向するという情報が入ってきました.
今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!
Jeremy Potovin,クラシックフィジークに転向の情報
ジェレミーポトビンがクラシックフィジークに転向するという情報ですが,彼の以下のインスタグラムの投稿によります.
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非常にシンプルな投稿で,”Stepping away from Men’s Physique”,すなわち,メンズフィジークのカテゴリーから離れることを宣言しています.注目の転向するカテゴリーですが,今回の投稿にて,ハッシュタグ#classicphysiqueとあるので,まず間違いなく,クラシックフィジークへの転向となります,
メンズフィジークを含むボディビルディングのシーズンは既に始まってしまっているため,この段階でのクラシックフィジークへの転向の表明は若干違和感はありますが,確かなことは,オリンピア 2021ではジェレミーポトビンを見ることができないということになります.
具体的なクラシックフィジークのカテゴリーでの参戦予定などについては,まだ明らかになっていないのですが,個人的には,少なくとも1-2年かかるのではないかと予想しています.
Jeremy Potovinのクラシックフィジークへの転向は吉と出るか
ジェレミーポトビンのクラシックフィジークへの転向は吉と出るかですが,私個人としては活躍できる可能性は非常に高いと思います.
まず,彼がクラシックフィジークに転向するモチベーションとして,彼自身にミッドセクションを除いた上半身が非常に強いという特徴があります.
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この投稿を見ていただければ分かるかと思いますが,ウエストが極端に細く,それでいて,背中は分厚い上に広いということが言えます.すなわち,メンズフィジークにおいて高評価となるVテーパーを体現していると言っても良く,これは,クラシックフィジークにおいても通用すると思われます.
また,大胸筋も非常に強く,メンズフィジークの選手としては凄まじい重厚感になっています.
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以上を見ると,欠点がない様に見えるジェレミーポトビンですが,ミッドセクションはそこまで芳しくありません.彼は,Ryan Terry (ライアンテリー)の様に,ミッドセクションの仕上がりで勝負する選手ではなく,むしろ,ミッドセクションは弱点だと思います.それでも,このウエストの細さは驚異であり,これでサイズアップをすると,非常に怖い存在になるのではないかと予想します.
次に,彼がクラシックフィジークに転向するモチベーションとして,同じく,メンズフィジークからクラシックフィジークに転向し活躍しているLogan Franklin (ローガンフランクリン)の影響が大きいと考えられます.
ローガンフランクリンですが,メンズフィジークでは,タンパプロ 2018で優勝しているものの,そこまで目立った成績を残すことができませんでした.その一方で,クラシックフィジークに転向してからは,NYプロ 2020で優勝するなど,確かな実力を示しています.
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なんといっても,メンズフィジークで培った細いウエストラインが最大の武器であり,オリンピア 2020では9位に入賞し,ここからさらなる飛躍が期待される選手になります.
ローガンフランクリンのバックグラウンドを考えると,ジェレミーポトビンは彼以上の成績を残す可能性が非常に高く,転向から1-2年すればトップ5に入るような可能性も秘めていると思います.
終わりに…
クラシックフィジークへの転向を表明したジェレミーポトビンですが,当面の間は,メンジフィジークではさほど問題にならなかった脚の強化が中心となると考えられます.
脚が十分なサイズになれば,クラシックフィジークの舞台にデビューするのもさほど遠くないはずだと思われます.