Regan Grimesは3年以内にオリンピア獲得の可能性がある

オリンピア 2021後に目覚ましい成長を遂げたRegan Grimesですが,その最大の理由は,彼がコーチとしてMilos Sarcev (ミロス)を招聘したことです.

今回は,ミロスがRegan Grimesが短時間で大きく躍進を遂げることができた理由及び今後の展望について述べている動画を見つけたため,皆さんとシェアしたいと思います!

ミロスがRegan Grimesに行ったコーチングについて述べた動画

ミロスがRegan Grimesに行ったコーチングについて述べた動画ですが,以下の動画になります.

動画の作成元は,Generation Ironになります.

今回の動画は,12:44であり,動画の中ではミロスがRegan Grimesに行ったコーチングをポージング,栄養/ダイエット,トレーニングについて解説があり,また,今後の彼の展望について語られています.

ミロスがRegan Grimesに行ったコーチング

“全て観点を最大化する”というコンセプトのもと,ミロスがRegan Grimesに行ったコーチングはポージングを意識したコーチング,栄養/ダイエットのコーチング,トレーニングのコーチングに分類することができます.

ポージングを意識したコーチング

ミロスがRegan Grimesに行ったコーチングで,ポージングを意識したものとして,腹筋及び脚のコンディションを大きく指導したことが述べられています.

具体的には,腹筋のセパレーションをより深く,大腿四頭筋からお尻にかけてのセパレーションをはっきりさせるということになります.ミロスのコンテストの解説を見聞きしているとわかりますが,彼はミッドセクションを本当に重要視しており,このことから,彼がコーチングを行っている選手もミッドセクションをはっきりさせる指導をしているのでしょう.また,特に尻ハムはコンディションが大きく出る部分であるため,この部分の状態が良いだけで印象はガラッと変わることも考慮していると考えられます.

栄養/ダイエットのコーチング

栄養,ダイエットのコーチングとして,全ての栄養を一切妥協なく,必要なときに必要な量を摂取し,特に摂取カロリー数を上げるということです.

これは,Regan Grimesがサイズをつけるためであり,これに合わせて,多くの選手は自身が必要とするカロリー数を低く見積りすぎているということも述べられています (大きい城を作るときには多くの煉瓦が必要になることが例え話として使われています.).

摂取カロリー数を上げるというと,まず第一に考えるのは炭水化物の摂取量を増やすことですが,ミロスが行ったのは,炭水化物の量は減らして摂取カロリー数を増大させるという方法です.すなわち,タンパク質の摂取量を大きく増やしたと言い換えることができます.

この方法のメリットですが,炭水化物を摂取しないことから体内のグリコーゲンが枯渇するため脂肪細胞に蓄えられている脂肪酸をエネルギー源として用い,これにより生成されるケトン体をエネルギーとして使うことで,引き締まった身体を作ることができると述べています.

恐らくこの様な方法を講じたのは,Regan Grimesがまだシーズン中でコンテストに出場していたためであり,炭水化物摂取による無用な脂肪の増大を抑制したかったと考えられます.

トレーニングのコーチング

トレーニングのコーチングとして,毎回,Regan Grimesの限界を引き出したことが述べられています.

ミロスが警鐘を鳴らしているのは,多くの人が,自身が年を取ってもトレーニング内容を変えず同じトレーニングし続けており,グリップ,スタンス,フォーム,レップ,テンポを同一で行っていることです.これでは,トレーニングで限界を目指すことができず,この点,ミロスが丁寧にコーチングを行うことで,毎回のトレーニングで限界となる点まで追い込んだことが述べられています.

Regan Grimesは3年以内にオリンピアのタイトルを取る可能性がある

後半では,ミロスは,「毎日正しいことを続けられたら」という条件付きで,Regan Grimesは3年以内にオリンピアのタイトルを取る可能性があるということを述べています.

この最大の理由ですが,彼の身体は非常に美しい上に致命的な弱点が少ないという点です.

Regan Grimesはかねてから指摘されている様に,サイズが足りないというのは大きな弱点ではありますが,これはきちんとしたプロトコルに従えば改善することができる点になります.それよりも,遺伝的な側面が大きい,筋肉のつき方という側面に置いて,むしろRegan Grimesは優れている側面が大きく,これはサイズをつければとんでもないレベルになることが言及されています.

 

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ただ,それでもマスモンスターと言われる選手と比較するとサイズで勝負することは難しくなるわけですが,今回,その答えとしてミロスはオリンピア 2021でのHunter LabradaとNick Walkerの戦いに言及しています.

 

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オリンピア 2021では,明らかにNick Walkerの方がサイズ,コンディション上回っていましたが,彼はHunter Labradaに敗れ,その最大の理由はストラクチャーやプロポーションにあると述べられています.

これを考えると,サイズをつけたRegan Grimesがオリンピアでも活躍できる可能性は非常に高く,だからこそ,あと3年でオリンピアのタイトルを獲得できる可能性があると述べているのでしょう.

終わりに…

今回の発言から分かる通り,ミロスはRegan Grimesにかなり期待していることがわかります.

実際,それだけ,彼の肉体の美しさは武器であり,サイズという問題を克服すれば本当にオリンピアで上位に入賞する可能性は十分にありますよね.

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