優勝はあの人!2021 Legion Sports Fest結果

Shaun Clarida 2021 Legion Sports Fest 優勝

2021 Legion Sports Festが行われ,オープンクラスボディビルディングに初挑戦となったShaun Claridaが優勝しました!

今回は,この情報を皆さんとシェアしたいと思います!

2021 Legion Sports Fest結果

2021 Legion Sports Fest結果ですが,以下の通りです.

  • 1位:Shaun Clarida
  • 2位:Regan Grimes
  • 3位:Sergio Oliva Jr.
  • 4位:Tonio Burton
  • 5位:Martin Fitzwater
  • 6位:Joe Seeman
  • 7位:Stan de Longeaux
  • 8位:Maxx Charles
  • 9位:Kenneth Jackson
  • 10位:Patrick Moore

それでは詳細な結果を見ていきましょう.

1位:Shaun Clarida

優勝したのはShaun Claridaでした.

Shaun Claridaですが,流石にオリンピア 2021のときまでとはいきませんが,素晴らしい仕上がりでしたね.

Shaun Claridaは身長が157 cmと212 lbsの選手の中でも身長が低い選手になるため,今回,オープンクラスのラインナップでは一際身長の低さは目立ちました.ただ,他の選手と比較してコンディションが段違いで素晴らしく,さすが,オリンピア 2020の212 lbsクラスの覇者であると感じました.

Shaun Claridaをオープンクラスの選手と比較してみて改めて感じたのが,身長に合ったサイズ感であるなということです.このため,アウトラインが崩れておらず,身長が高い選手と比較してもさほどサイズ不足感を感じなかったのはこの様な点があるからだと考えられます.

ちなみに,今回のShaun Claridaは,174.6 lbs ( =約79.2 kg)で仕上げてきたそうなのですが,これは212 lbsクラスで考えても制限体重から約17 kgほど軽い仕上がりなのにもかかわらず,質感が本当に素晴らしく,さすがだと感じました.

2位:Regan Grimes

2位は,Regan Grimesでした.

 

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Regan Grimesですが,正直,かなり素晴らしく,私個人の意見としては,彼のオープンクラスのコンテストで最も仕上がりがよかったのではないかと感じました.

Regan Grimesですが,オリンピア 2021では15位と中々順位が奮わず,その理由としてはもちろんサイズ不足もあるのですが,コンディションがいまいちであるという問題がありました.

 

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この写真を見ても,恐らくモストマスキュラーかと思うのですが,腹筋のセパレーションが欠け,いまいち,身体の水分が抜けきっていない印象が強いです.

そんな彼ですが,オリンピア 2021の後に,Milos Sarcev (ミロス)をコーチとして迎えたのですが,こんな短期間でここまで劇的に良くなるとは思いませんでした.とにかく,今回のRegan Grimesはサイズが素晴らしく,オープンクラスのオリンピアのラインナップと比較すると,サイズが化け物級の選手はいなかったものの,サイズ不足感はそこまで感じませんでした

彼は元々,クラシックフィジークの選手でアウトラインが非常に素晴らしいことから,ミロスの元でしっかりとレベルアップできれば,2022年シーズンは大変楽しみになりそうな感じがしました.

3位:Sergio Oliva Jr.

3位はSergio Oliva Jr. (セルジオオリバジュニア)でした.

(一番左端の選手です.)

セルジオオリバジュニアですが,私がとにかく気になったのはコンディションの悪さです.彼は,ベストポージング賞を受賞したアーノルドクラシック 2021 in コロンバスオハイオのときからきになっていたのですが,とにかく,肌の質感が水っぽい感じがします.

また,サイズがかなり付いてきたのもありますが,ウエスト周りが太く,ミッドセクションがややコントロールできなくなっているのが散見されます.彼はベストポージング賞をとっていることから分かる通り,ポージングの良さが生命線になり,そうなると,サイズ重視やコンディション重視というよりも,むしろHunter Labradaの様なバランス型になるのですが,現状のコンディションだと,例えバランス型といってもこれ以上上に行くのは難しいのではないかと感じてしまいました.

終わりに…

2021 Legion Sports Festですが,正直,実力が伯仲していてかなり面白かったと思います.

今回優勝したShaun Claridaですが,順当に考えると,オリンピア 2022のオープンクラスの出場権も獲得したことになると思います.過去には,Hadi Choopanが全く同じ様な事態 (212lbsとオープンクラスに両方出場権をもつ状態)になっていたのですが,恐らく,Shaun Claridaは212 lbsで出場するのだと考えられます.

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